ハーブ第17回 プレッツェモロ/パセリ

There are two different types of parsley, both of which are used a great deal in every Italian kitchen,/ but especially those on the coast/ because of the herb's affinity with fish./ The tightly curled type of parsley is usually used as a garnish, while the common gigante d'italiano--with its small, flat leaves--is <031>the variety <031>used for flavouring a large number of recipes./ Parsley is often <01>used <01>combined with garlic as the base of a number of sauces for pasta and seafood./ It is also used <06>in salads and <06>with sauteed kidneys, fried sweetbread, soups, stocks and <032>vegetables <032>such as braised artichokes, carrots and sauteed mushrooms./ Parsley is also the main ingredient in the Piedmontese recipe <09> Salsa Verde/ and is a crucial flavouring in <033>aubergine <033>fried al funghetto./
(パセリには2種類ありますが、どちらもイタリアの台所では大変よく用いられます。特に、海岸地域ではその傾向が強いのですが、それはパセリと魚類の相性がよいからです。しっかりとカールしたタイプのパセリは、ふつうは飾りとして使用され、一方、よく知られているジガンテ・ディタリアは、その小さくて平たい葉とともに、数多くのレシピで香り付けに使用されます。パセリはニンニクと組み合わせてパスタや魚介料理用の数多くのソース作りによく使用されます。パセリはまた、シーフード・サラダ、キドニー(牛などの腎臓)のソテー、炒めたスイートブレッド(牛の胸腺・すい臓)、スープ、ストックに使われますし、蒸し煮したアーティーチョークやニンジン、ソテーしたマッシュルームにも使われます。ピエモンテ州のサルサ・ベルデというソースでは 主要な材料になりますし、キノコ風味の揚げナスの香り付けには、なくてはならない存在です。)
以下、ウキペディアからの引用です「葉が縮れているので、カーリーパセリ(Curly parsley)とも呼ばれる。葉が縮れていないイタリアンパセリ(学名:P. neapolitanum)は同属別種」。
sweetbreadは牛の胸腺・すい臓です(まぁ、甘いパンにパセリを使うというのも考えづらいので、「別の意味があるに違いない」と疑うのに時間はかかりません)。日本の焼肉のメニューには、シビレという品目があるそうですね。これは、sweetbreadが訛ったものだとの説明がありました。サルサ・ベルデですが、これは読んで字のごとく「ソース+緑」です。サルサ・ベルデを写した写真を見ましたが、暗い色をしたソースでした。sauteeの最初のeの上にはアクサンテギュ(')があります。そして、テクストの最終センテンスにaubergine fried al funghettoとありますが、これは英語とイタリア語のちゃんぽんです。「揚げナス、キノコ風味」になります。
<文法>

  1. <03>_<03>は修飾関係です。
  2. <01>_<01>は動詞との関係です。後続の<01>combined with garlicは手段で、先行の<01>のis usedに掛かっていきます。「ニンニクと組み合わせて使われる」
  3. <06>_<06>は並列関係です。
  4. <09>は同格です。Piedmontese recip = Salsa Verdeです。