空気感

「雰囲気」という言葉があるのに、なぜ「空気感」。

「空気を読む」が先にあって、雰囲気の意味が遅れて来たのだろうか。

 

「お名前を頂戴できますか」

ビジネスマナーでは「名前はモノのようにやり取りするものではありません。『お名前をお伺いしてもよろしいですか』としましょう」とのこと。

英語には May I have your name? という表現がある。

こんな表現を見てしまうと「名前だってモノのようにやり取り出るのでは?」なんて思ってしまう。

 

「ご注文はA、B、Cでよろしかったでしょうか?」

「(お預けいただくのは)1万円からでよろしかったでしょうか?」

注文したりお金をレジのトレーに載せたのは過去のある時点だけれど、確認の段階では現在形でいいのではないかなと思ったことがある。

丁寧さの度合いを高めるために、敢えて時制を過去形にずらして使うことがある。

例えば英語で Would you ... ?  Could you ... ? を Will you ... ? Can you ... ? の代わりに使えば丁寧さの度合いが高まると言われる。

ウエイター・ウエイトレスやレジの人の感覚はそういったものなのかな。

 

ところでウエイター・ウエイトレスの呼称って現在では変わっているのかな?

ほら、スチュワーデス・スチュワートはフライトアテンダントに変わったでしょう_?