ハーブ第16回 オリガノ/オレガノ、ワイルド・マジョラム(パート2)

It <01>goes particularly well <01>with aubergines, especially the preserved variety, and <01>with tomatoes as part of the famous *Pizzaiola Sauce./ It is also <06>added to breads and biscuits, <06>sprinkled over pizzas, and <06>used to flavour olives./ However, contrary to the widespread belief/ outside of Italy/ <09>that it makes the sauce more Mediterranean,/ it should never be added to **Bolonese sauce./ *Pizzaiola Sauce: ニンニク、アンチョビ、ケイパー、トマトなどを混ぜたソース **挽き肉、ニンジン、セロリ、タマネギ、ベーコン、トマトソースなどを混ぜたミート・ソース
オレガノは、ナス(特にプリザーブドのもの)、または、ピツァイオーラ・ソース用のトマトとの相性は抜群です。また、パンやビスケットに加えられたり、ピザに振り掛けられたり、オリーブの香り付けに用いられたりもします。オレガノは(トマト)ソースをより地中海風にするとイタリア国外では信じられているようですが、実際のところボロネーゼ・ソースにオレガノを加えることはありません。)
「〜すべき」と訳されることが多い助動詞shouldですが、日本語ほど強い語感を持たないと説明されます。基本的には提案ベースで用いる語ですが、提案する内容や提案する状況によっては、押し付けがましさのコノテーションをもつこともあるでしょう。
テクスト中で「地中海風」とありますが、これは日本語でイタリア料理を指す「イタリアン」に代えてもよいでしょう。
<文法>

  1. <01>_<01>は動詞との関係です。ここでは先行の<01>goと後続の<01>withが結びつき「AとBは良く合う、相性が良い」というイディオムを形成しています。
  2. <06>_<06>は並列です。後続の<06>はいずれも過去分詞で、先行の<06>のbe動詞とセットになって受動態を形成しています。
  3. <09>は同格です。ここでは、contrary to the widespread belief <09> that is makes... 基本形で、beliefの内容をthat以下が説明しています。