オリーブオイル(第17回) オリーブオイル(パート3)

京都にある製菓学校(通信課程)に入って3ヶ月がたった。何か菓子を作るといっても、クッキーぐらいしか焼くことができない。(だったらなぜ、製菓学校なのか?)調理の学校なら、1年の通学で調理師免許が取得できるが、もろもろ含めて150万円ほど。考えてしまった。食べ物をつくることのイロハのイなら、製菓学校でもOKだろう...なんて安易な考えで入学してしまった。こちらはもろもろ含めて60万円ほど。

In the last few years/ there has been a growing demand for <031>oils <031><011>flavoured with truffle <011>to make olio al tartufo,/ which is used to dress cold meat dishes, fish and egg dishes./ Other ingredients that are also used to flavour olive oil/ include chilli (olio al peperoncino), garlic (olio all'aglio), rosemary (olio al rosmarino), and mixed herbs (olio alle erbe)./ All of these oils, except the truffle oil,/ can be made at home/ simply by <012>adding the relevant ingredients <012>to a bottle of olive oil,/ although care should be taken with <032>the garlic <032>which will need to be discarded after a day or two./
(ここ数年、オリーブオイルにトリュフで香りをつけたオリオ・アル・タルテューフォの需要が高まっています。オリオ・アル・タルチューフォはハム・サラミのような加工肉を使った料理に用いたり、魚、卵料理に用いたりします。その他、オリーブオイルの香り付けに使用される材料には、唐辛子、ニンニク、ローズマリー、ハーブミックスがあり、それぞれ、オリオ・アル・ペペロンチーノ、オリオ・アッラリオ、オリオ・アル・ローズマリーノ、オリオ・アッレ・エルベと呼ばれるオリーブオイルになります。トリュフで香り付けしたものを除けば、その他の香りつきオイルは、お好みの材料をオリーブオイルに加えるだけで作ることができます。ただし、ニンニクを使って香り付けする場合は、オイルに加えたニンニクを1〜2日後に取り除くことを忘れてはいけません。)
<文法>

  1. <01>_<01>は、動詞の動作・状態との関連です。ここでは、<011>_<011>は「香り付けして〜する」、<012>_<012>は「AをBに加える」となります。
  2. <03>_<03>は修飾関係です。どちらも後置修飾です。

ずっと山のものを追いかけてきたので、次回からは気分転換に海のものを追いかけてみましょう。カルルッチオの本のpp.14-27は、魚介のグロッサリーになっています。