ぷらっとローマ 散策篇(2)

4月2日(火)

今日は、モツァレラ製造工程の見学。

郊外の小さなショップへ。

 

日本で「潰れそうで潰れない店特集」なんてのがある。

店頭販売よりも仕出しや副業で利益を得ているパタン。

この店も、そんな感じ。

ショーケースの中は、さみしい。

 

さて、お出迎えはこの水牛。

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一部分、紙で隠されている。

ここには、イタリア南部の一地域の名前が(名前は聞きそびれた)。

以前、そこから水牛の乳を仕入れていた。

今は違うところから仕入れているもので、消したとのこと。

 

湿度・温度の管理が大変だということで、なかなか作り始めない。

...おっ、始まった。

3人が流れ作業で形にしていく。

まとまりを作って、ちぎって、水に入れて...。

で、もうできたのかと思いきや、完成までにこれからまだ一時間かかるという。

 

商品を予約して、一旦、店を離れる。

 

昼近くになって、商品を取りに再び店に。

これを家に持ち帰り、冷蔵庫へ。

このチーズは、今日のレッスンに登場する。

 

さあ、息つく間もなく、再び外出。

「農場でランチ」と銘打って、お昼ご飯。

 

しっかし、ひどい雨。

とてもお出かけモードじゃないよね。

だけど、プランは粛々と実行されていく。

 

...農場に到着。

牛も羊も鶏も、何もいない。

そりゃそうだ。

この豪雨だもの。

 

駆け足で、大食堂へ。

大食堂?

そうなの。

大きな体育館のような食堂。

さむざむ。

 

限られたメニュー。

僕は、ラグーソースのタリアッテーレ。

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麺が焦げてる。

オーブンで熱を入れたな。

いずれにせよ、パスタは時間が経つとダメね。

 

それと子羊のロースト、ポテトを付けて。

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う~ん、子羊は骨ばかり。

 

総じて、てんこ盛りだ。

タリアッテーレは半分しか食べられなかった。

 

場所を移して、食後のコーヒー。

カウンターで一杯。

 

時間と雨に追われるように帰宅。

トロメオがスヤスヤ。

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さあ、午後4時から料理レッスンだ。