魚介(第27回) ホタテ(パート2)

自分の人生がうまくいかないのは、自分のせいなのか他人のせいなのか。こんな二極化した質問に答えるのは難しい。でも、自分の存在や行動に何らかの原因があるのは確かだろう。
自分の行動が望まない結果を生じさせる。また、「他人が影に日向に自分の足を引っ張る」という事態も、(ねたみを含め)自分の行動が他人をして生じせしめている。自分の不運は自分抜きには語れない(幸せも同じことだが...)。
謙虚に生きること。今の私には、それが最大の「自衛の手段」であるように思われる。人生がうまく行っているときもそうでないときも、他人を恨まず、ねたまず、嘘をつかず、怠けず、自分と対峙すること。「自分」は自分の最大の味方であり、「自分」を強く保てる限り幸せだと感じる瞬間を見出せるのではないだろうか。

それでは、ホタテ(パート2)をどうぞ。
One of the best varieties, the canestrello or queen scallop, is particularly common in the
Venice region,/ where it lives on the sandy sea bed/ and is harvested by divers all year round./
(ホタテの一種セイヨウイタヤは、ベネチアでは特によく知られており、おいしい貝のひとつです。セイヨウイタヤは海の砂地に生息し、また、年間を通して捕獲されます。)
"...is harvested by divers"は、「素潜り漁師/海女によって捕獲される」ですが、誰が取るかはあえて言わなくてもよいと考えて、上記の日本語としました。