魚介(第14回) ウナギ(パート5)

先日、ラジオでいいことを聞いた。話としては、意識というものを上手にコントロールすることで、つらさの度合いを弱めることができるというもの。何かつらいことがあって、そればかり考えていればいつまでもつらいまま。「そればかり考えている」、つまり、「それだけに意識を集中させている」のではなく、意識をぼやかしてみたり、意識の向かう先を変えてみたりすることで、つらさの呪縛から逃れることが可能となる。まぁ、そうしたからといってつらさの原因が解消されるわけではないだろうが、冷静さに近づくことは可能だろう。そして、その冷静さを以って、問題解決の糸口が見えてくるかもしれない。真剣に物事を考えないも困ったものだが、真剣になりすぎてにっちもさっちも行かなくなるのも苦しいもの。ある程度のいい加減さって、生きていくうえで必要なのだろう。

さて、今日は、ウナギの最終パートです。どうぞ。

The capitone, a large female eel which has reached its maximum weight,/ is pehaps worth a special mention./ It is traditionally eaten at Christmas and is a delicacy in Rome and all over the south./ The fish is cut into sections,/ cured with olive oil, garlic, mint and vinegar,/ then grilled on charcoal./
(最大の重量になるまで成長したメスの大型ウナギであるカポティーネに言及する価値はあるでしょう。カポティーネは、伝統的にはクリスマス料理であり、ローマおよびイタリア南部では珍味とされています。ぶつ切りにしたカポティーネを、ニンニク、ミント、酢を加えたオリーブオイルに漬け、その後炭火で焼きます。)
他の調理法もあるようで、フライにするというのもありました。