ナス。
旬のナスは、身も皮が軟らかくて。
多めの油を吸わせたナス。
少し油を足して、ピーマンを投入。
ピーマンに油を回したら、ザラメ、味噌を加えて、少し焦がす。
酒を少し注して、アルコールを飛ばしたら、出汁汁を加えてクツクツ。
みずみずしい野菜を手早く調理して。
この甘辛さで、ごはんが進んでしまう...。
ナス。
旬のナスは、身も皮が軟らかくて。
多めの油を吸わせたナス。
少し油を足して、ピーマンを投入。
ピーマンに油を回したら、ザラメ、味噌を加えて、少し焦がす。
酒を少し注して、アルコールを飛ばしたら、出汁汁を加えてクツクツ。
みずみずしい野菜を手早く調理して。
この甘辛さで、ごはんが進んでしまう...。
「僕も買い物がしたいなぁ。
この袋、いい匂いがするね。
魚の匂い。
スーパーに行けば、おいしいものがたくさんあるんでしょ?
いいなぁ。
僕も覗いてみたいな」
ダメ!
スーパーは、ネコ立ち入り禁止!
...実際は、袋からは魚の臭いはしなくて。
ビニールのヒンヤリ感が、ロランには気持ちいいらしい。
と、思いきや。
ロランじゃん!
びっくりさせるなよ。
夕暮れ時の、薄明りの廊下。
ポッとこんな形の動物がいたら...。
デンと横たわって
寡黙なロラン。
それでいて、いろんな意外なことをしてくれるから。
ホント、退屈しないよ。
普通はどちらか一品を選ぶものなのだろうけど。
できることなら、ここに、鶏のから揚げか、ギョーザ、もしくは焼売なんかを加えたい。
僕は、若いころから、中華料理といえば、2~3品をテーブルに並べないと気が済まない。
テーブルが賑やかになるのが好きなのだ。
今日のメニューは、たけのこを主役にして、その食感を楽しんでみる。
コリコリ、カリコリ。
それがいいんだよなぁ。
たけのこのチャーハン。
たけのこのあんかけ焼きそば。
カロリーでいえば、かなりのものなのだろうけど。
食べちゃう。
シンガポールに降り立った時、「紅茶を買って帰らなくちゃ」と思った。
赤道付近+英国の影響=紅茶、という、小学生並みの発想。
その課題が果たされたのは、出国時、空港の免税店で。
おお、ちゃんとテナントがでてる!
商品をブラウズしてみると...。
いやぁ、内容量に比べて、みんな高価だな。
僕の手に入りそうなのは、これか。
(手に入りそうだといっても、日本円で3,000円近く!)
15のティーバックが入ったボックス。
いろんなフレーバーがあるようだけれど、ここは冒険せずにアール・グレーで。
アイスで飲んだらおいしいかな?
...自宅に持ち帰り、開封してみる。
おお、なんと。
紙袋で茶葉を包んでない!
安物の紅茶のように、ホチキスで留めてない!
ガーゼを使ったものを見るのは初めて。
味も香りも、もちろん逸品。
もう一つのフルーツ・フレーバーの方も、よかったなぁ。
あの店で5,000円とか、10,000円とかしてた紅茶は、きっともっとおいしいんだろう。
杉下右京ではないけれど、紅茶にハマる気持ち、わかるような気がするなぁ。
シンガポールのスーパーマーケットで購入したもの。
パッケージには、半熟卵黄の、二つ割の卵が描かれていて。
「ああ、これを白髪ねぎとごま油で食べたらおいしいだろうな」なんて思って、手が伸びた。
土を落として卵にヒビを入れると...。
トロリと液体が漏れてきて。
「ええ、固まってないの?」
慌てて湯に入れて、10分ほど茹でて。
冷水にとって、キンキンに冷やして殻をむく。
皿に盛りつけて。
食べてみる。
「しっ、塩辛すぎる!」
卵を、きつい塩水につけて、常温保存に耐えられるようにしているのか。
それにしても、パッケージには処理の仕方とか注意事項とか、その種のものはなかったと思う。
全部、中国語での表記だったけど、品名とか製造元とか、そんなことしか書かれていなかったんじゃなかろうか。
卵黄・卵白が固まっていなかったり、とてつもなく塩辛かったり、僕にとっては驚きの連続だったけれど。
現地の人たちにとっては、「そんなの常識じゃん。何を言ってるの?」の世界なんだろうか。
いやぁ、面食らった。
たけのこの時期も足早に去り。
ほんの短い間だから、毎年「もう少し食べておけばよかった」と残念がる。
今年は不作で、価格も、昨年比4割増だったとか。
そんなときは、いいものは都会の料亭に流れ、庶民の口には、小さく、形も悪いものしか入らない。
でも、いいさ。
たけのこはたけのこ。
穂先の柔らかさ、根元のコリコリは変わらない。
ニシンと炒めて味噌味。
ワラビと炒めて醤油味。
寿司に混ぜ込んだり、わかめと合わせてスープにしたり。
焼いたり揚げたり。
僕は、ああなんて、たけのこ好きなんだ!
トマトの色が、仮に青や紫だったら、それは間違いなくゲンナリする。
この、燃えるような赤が、食欲を増進させてくれるんだろう。
オリーブオイルにニンニクの香りを移すとき、鷹の爪をひとつ落とす。
これで、食すときに心地の良いピリッと感が楽しめる。
...緑色のパスタはジェノベーゼ。
バジルソースは確かにおいしい。
けれど、あの色がなぁ。
食欲が抑えられちゃって。
量が食べられない...。
市販のカレールー。
香り良く、一口目、二口目まではおいしく感じるのに。
途中から、何か「人工的」な味がし始めるのは、なぜ?
なんとなく、モヤッとしてくるのは僕だけかな。
今日はうどんにかけて食べたい。
昆布と鰹節の出汁で作るカレーもうまいもの。
つまり、蕎麦屋のカレーうどん。
各種スパイスをお好みで混ぜ合わせて...。
(最近のスーパー。
スパイス&ハーブの棚は、充実してるよね。)
小麦粉と油、スパイスでルーを作り。
出汁で延ばして、暫くクツクツと煮て、粉気を飛ばして。
トロリとしたソースには、太めのうどんがいいよなぁ。
さて、カレーの汁が跳ねても気にならない服に着替えて...。
...クゥ、この醤油&ウスターソースの風味がたまらない。
バターを一欠け入れても、いいんだな、これが。
あるときは、藪に身を潜めて。
あるときは、お中元の果物の箱に身を沈めて。
あるときは、引き出しに身を伏せて。
あるときは、洗濯物に身を滑り込ませて。
オレは見ている!
...ときどき視線を感じて振り返ると、ロランがこちらを見ていたりして。
自分の気配を消してこちらを見てるから、ドキリとする。
ロランには、ハンターの血が流れてるんだなぁ。
溶け出す脂がおいしいベーコンさえあれば、いつだっておいしく作れる。
ペペロンチーノに卵黄を載せたら、どんな風味になるのだろう。
卵を載せたペペロンチーノなんて聞いたことがない。
でも、聞いたことがないからダメだということにもならないだろうし。
卵はクリーム系パスタとは、間違いなく相性がいいだろう。
でも、オイル系のパスタとはどうか?
答は、口にするまでもなく、buonissimo。
パスタに、より潤いと滑らかさを与えてくれて。
これはいい。
たまらなくステーキが食べたいときがある。
「お口の中で溶ける」ような肉である必要はない。
いや、むしろ、しっかりと歯ごたえがあるほうが好きだ。
牛さんの血と肉を体内に取り込み、パワーにしたい。
あの、ドシンとして、逞しく生きるエネルギーが必要なんだ!
で、これ。
この厚さなら、塩コショーして30分は寝かせた方がいいね。
今日は、ソースに絡ませずに食べたいから、塩は少し多め。
30分ほどして。
滴る水は、ペーパータオルに吸わせて。
冷たいパンに油をひいて。
肉を滑らせ、ゆっくりと熱を入れていく。
肉からにじみ出る最初の水分&油も、ペーパーに吸わせて。
このひと手間で、肉にいい焼き色がつく。
肉の下半分に熱を入れたら、裏返し。
さらに焼いていく...。
いい感じに張りが出たら網に取り、休ませて。
ブラックペパーとレモン汁。
粗塩をパラパラ。
さぁ、ナイフとフォークで。
中心はローズピンク。
冷たいビールと一緒に...。
...今、ブログを書きながら、また、唾液が出てきた。
おいしかったんだもの、仕方ないね。