反対語
小学生の頃に買ってもらった三省堂の「反対語辞典」。
もうボロボロになってしまって、調べるにも一苦労。
掲載されていない語彙もあり、そんなときはフラストレーション。
お手上げ状態になれば、もうイマジネーション。
でも、今はいい時代だなぁ。
ネット上で「辞書・辞典」と名の付くものはてんこ盛り。
反対語辞典もその一部。
もちろん掲載事項の真偽には注意を払わなければならないけれど。
若者たちよ、良い時代に生まれたね。
本当にうらやましい。
最近調べたものは「厳密」の反対語。
「厳格」なら「寛大」になるんだろうけど。
三省堂の辞書には掲載されていない。
グゥ。
ネットの「反対語大辞典」によれば「疎漏/粗漏」。
へぇ、疎にして漏らしてしまうのね、目が粗いから。
ところで、21年度の中学理科の教科書では、「メンデルの遺伝の法則」でお馴染みの「優性・劣性」が「顕性・潜性」になるとか。
遺伝の特徴にすぎない事象に「優劣をつける」印象があるからとのことだけれど。
確かになぁ。
「肌色」という言葉を見直す動きも出ているというし。
確かになぁ。
誰の肌の色を以て、その色を特徴づけているのと聞かれれば…。
ところで、当の「肌色」は何色になるんだろう?