ワラビとゼンマイとニシンの煮物
ぬかで身欠きニシンのあくを抜いて。
いやぁ、ニシンのにおい。
クセがあるよなぁ。
においだけじゃない。
味にもクセが...。
小さいころは、決して口にしようとは思わなかったけど。
歳を取ると、こういうものを「旨い!」と思うようになるから不思議。
ワラビはタンサンであくを抜いて。
落し蓋をして。
...翌日。
双方を引き上げて、洗って。
さあ、作ろう。
ゼンマイは水煮を使って。
最近、昆布出汁が大好きで、大抵の料理に使ってる。
後は、練り物。
竹輪かさつま揚げで。
これは、まぁ、常備菜と言われるものなんだろう。
でも、これをメインのおかずにして、ご飯を食べてしまう。
油で炒めて、酒とみりんで蒸し煮している。
そこに醤油を加えて。
それから、水を適量加えて、煮含めていく。
乳化した汁にコクがあって。
これが、具とご飯にグッと絡んで。
ついつい、箸と口が動いてしまう。
そんな一品。