欠けたまつたけ

久しぶりにデパートへ。

 

地下の食料品コーナーでまつたけを見てみる。

国産は1万円からか。

高いな。

 

今年もカナダ産でよしとするか。

カナダ産だって香りはいいよね。

「まつたけごはん、食べたぁ」という気分にはさせてくれる。

 

で、カナダ産。

5,000円から?

例年に比べたら高いんじゃないの?

 

ま、別に、今日買わなくたって構わないか。

そう思って売り場を立ち去ろうとしたとき。

割かれた状態でパックされているまつたけが。

 

「カナダから届いたんですけど、少しばかり欠けていて。

見た目良く、割いたんです」と、店員のお兄さん。

「品質には問題ありませんよ」

 

値段を見ると2,000円。

量的には大きなまつたけ一本分か。

割かれたことで、多少香りが飛んでいたとしても、まぁ、いいか。

 

...昆布出汁に塩、醤油、洗米。

まつたけを載せて、GO!

30分が経った頃、おお、匂ってきたぜ。

 

「ピーピーピー」

炊きあがりのサインを待って、炊飯器の蓋を開ける。

まつたけのアロマがフワッと漂い、エクスタシー。

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色合いは地味だから、写真向きではないんだよなぁ。

味と匂いをお伝えできないもどかしさ。

おいしい!としか言えない能力のなさを、許して。

海老天丼

使う海老は車海老。

せめてブラック・タイガー。

 

でも今日は、「お刺身にどうぞ」と書かれた赤海老。

どうなのよ。

 

値段もお安く。

5尾で500円強。

 

アルゼンチン海老で作った時は、身が柔らかすぎてがっかりだったけど。

赤海老は程よい大きさで、期待させてくれる。

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う~ん。

プリッじゃないんだよな。

クチュッという触感。

 

だめだな。

「大きな甘海老」だと思って、刺身で食べておけばよかった。

いちじくのタルト

庭のいちじくの木。

実がたくさんついて。

今年は豊作。

 

生で食べてもジュースにしても、実りのスピードに追い付かない。

ジャムを作っても間に合わない。

人に配ってもなお余りあり。

 

タルトにでもしてみるか。

アーモンドクリームの代わりに、くりのクリームを詰めて。

シャイン・マスカットのコンポートも入れるか。

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どんな感じか。

はちみつをかけて食べてみよう。

いちじくとかくりとか、はちみつが合うような気がするのだけれど。

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うん、はちみつ、いい。

くりのクリームもおいしい。

個人的には、さつまいもやかぼちゃより、くりのほうがすきかな。

トースト

 

コーヒー2~3杯で朝をスタートさせる僕だけど。

ときどき、トーストをかじったりする。

 

時間がなければ、マーガリンを塗りつけるだけだけど。

それなりにお腹を満たしたいときは、手間をかけたりする。

 

何を載せる?

チーズとハムは欠かせない。

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ハムがなければ、ベーコンでもいいか。

で、コロッケなんかもいいよね。

ケチャップにマヨネーズも魅力的。

 

......台風が近づいているということだけど。

外の空気は秋めいて。

 

CDの棚に手を伸ばして。

音楽を聴くのも久しぶりだなぁ。

 

ビリー・ジョエルにしよう。

彼の声もいいよなぁ。

 

秋の夜長のAOR

エレクトリック・ピアノのボワワァ~ンで、身も心も緩ませる。

くり

くり拾いに行った人からくりをもらった。

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大きくて、結構立派なくりなので、驚いた。

虫に食われたのも少なくて、いいね。

 

お湯をグラグラと沸かして。

火を止め、ゴロゴロ・ボトボトとくりを入れる。

一分ほど待って、ざるに取る。

ふきんで軽く水気を取って、バットに広げて。

 

さあ、これから暫くの忍耐。

鬼皮をむいて、渋皮をむいて。

ふう。

 

とりあえず、シロップに浸けておこう。

水と砂糖を合わせて、沸騰させて火を止める。

むいたくりを入れて、放置。

 

火にかけた鍋に入れて加熱すると、くりはホロホロと崩れてしまう。

やっかいだよなぁ。

 

......シロップを吸ったであろうあろうくりを取りだして、くりごはん。

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おこわやもち米を加えたごはんもいいけれど、今日は白米で。

いいね。

秋だね。

あさり

このあさり、でかいよなぁ。

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千葉県産で、一粒150円。

 

聞くところによると、この貝、ルーツはアメリカにあるらしい。

アメリカ......コーラにハンバーガーにケーキに、なんでもビッグ(驚)。

 

焼き物用とパッケージには書かれているけれど、はまぐりよろしく、お吸い物なんてどうだろう。

 

作ってみた。

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硬い...。

ガムみたい。

う~ん。

 

ポークソテー

「このお肉の脂、あまいのよね」

デパートの肉売り場でウインドウの中を覗いていると、隣にいたおばさんがそう言った。

 

そのあまさは、もちろん、砂糖の甘さではなく、旨みに由来するもの。

調味料に仄かなあまさのある、あの感じ。

 

上質な脂身を口にすると、「ああ、この肉、大切に仕上げられたんだな」と思う。

多少値が張っても、「たまに食べるんだからさ」と理由をつけて、買い物かごに入れる。

 

僕の歳になると、「おいしいものを少しずつ」口にすれば、もうそれで、お腹がいっぱいになる。

もはや、食欲凄まじき高校生ではない。

 

厚めの肉を切り分けて、何人かで食べる。

一切れ、二切れでいい。

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このロース、脂がうまいんだ。

ほんと、脂があまくて。

トロロ。

シャイン・マスカット

を、購入。

生産者から直接買うことができ、一房500円。

 

皮も食べられ、種もなく。

僕は巨峰派なんだけど、ちょいと浮気して食べてみる。

 

安価ということもあって、多めに手に入れた。

少し瓶詰にして、とっておこう。

 

コンポートして瓶の中に。

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瓶詰したものって、開けるタイミングが難しい。

せっかく詰めたのだもの、大切にしたいよなぁ。

でも、後生大事に持っていてもなぁ。

外国語

行ってみたい国があって、その国の言葉が話せたら楽しいだろうと思って、会話の本を買ってみる。

読んでいるうちに、日本語と英語の知識だけではどうしても消化不良になってしまうものにぶち当たる。

 

NHKの「まいちに○○語」を買ってみたり、当該語の参考書を買ってみたり。

でも、いつの間にか会話どころではなくなって。

なんだか知らないうちに、孤独な「文法の旅」が始まる。

 

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学習の高原状態に倦むことなく、ひたすら歩みを進める。

君のゆく道は果てしなく遠い、などとサーカスティックに言ってみたりして。

どこかで「楽しい」と思ってるから、続けられるんだろうな。

 

「最近、本を読みましたか?」「好きな本は?」という質問が苦手だ。

流行りの文学や啓発本のタイトルが口をついて出てきたらいいのだけれど。

「○○語頻出単語5000です」などとは、どうしても胸を張って言えない。

 

同じ本を、綴糸がほどけるまで読んでいると、さらに道を誤る。

誤植を見つけては訂正してる自分。

ああ、ふーちゃん、どこに行く!

 

 

 

あかむつ

くだものは、ひと月早く盛りを迎えているようだけれど。

魚は...。

 

海水温が高いから、日本の近くに寄ってこないと聞いた。

脂が乗った魚は、遠くに。

こちらはひと月遅れなのか。

 

さんまも太り方が足りない。

ズングリしたさんま、見ないなぁ。

いいものは、地方都市になんか見向きもしないで、都会に行ってしまうのか。

 

さばはさばで、隣国にざっくざっく獲られていると聞いたし。

ああ、魚。

魚の国、日本(嘆)。

 

小さいけれど、今晩はあかむつ。

500円。

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もう少し大きければ、ねぇ。

 

さんまが太るのを待っているうちに、牡蠣の季節が来ちゃうのかな。

でもさぁ、牡蠣は牡蠣で、この海水温の高さのせいで、なかなか粒が大きくならないんじゃないのか?

仕方ないか。

 

 

 

たまご

窓を開けると涼しい風が入ってくる。

温かなそばが食べたくなる。

 

庭から生みたてたまごを取ってきて。

麺を茹でて丼に取り、熱い汁を入れる。

コンコンと殻を割り、たまごを麺の上に。

 

おお!

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黄身がふたつかぁ。

なんかいいな。

くじ引きで、久しぶりに商品をもらった気分。

 

もちろん黄身は小さくて、可愛らしいとしかいいようがないのだけれど。

それでも二個だもんな。

うれしい。

 

でも、数が多ければいいというものでもない。

これが、黄身が3つだったり4つだったら、ギョッとするんだろう。

うれしいなんて、とても言えない。

 

やっぱり二個だよ。

ささやかなラッキー感を与えてくれるのは。

本棚の後ろで500円玉を見つけたような喜びを与えてくれるのは。

 

冬瓜のあんかけ

夏に冬瓜を食べると風邪をひかないと聞いている。

もう秋だけれど。

南瓜でも同じことが言われているかな?

後者に関しては、自信がない。

 

皮が堅くて、実がスポンジのような冬瓜。

皮と種は除いて、わたは残して。

適当な大きさに切って茹でると、素敵な透明に。

 

僕は、あんかけにして、それも冷やして食べるのが好き。

だしの利いた、醤油味のあん。

ツルン、ヒヤッとした喉越しが、たまらないんだな、これが。

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辛口の冷酒を手元に置いて、つつきたい。

桃のタルト

桃をもらったぁ!

大好きな桃。

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カリコリしていて、甘くて。

こういうのがいいな。

 

涼しくなってきたし、焼き菓子もいい。

タルトで行こう。

 

桃をカットして、バターソテー。

ソテーしながらフィリングのことを考えてみる。

 

そういえば、棚に入れっぱなしの瓶詰があった。

2年も前に作ったものだから、何を入れたのか忘れてしまった。

桃だったか洋なしだったか...。

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開けて食べてみる。

ああ、紅玉か。

ちゃんと酸味も残ってる。

感動。

 

紅玉を煮詰めてジャム状に。

この量では足りないな。

アーモンドクリームも作って、2層にしよう。

 

タルト生地を延ばして、タルト皿へ。

さっさとやらないとネバネバ・ネチネチになってしまう。

 

冷ましたフィリングを入れて、桃を載せて。

180度のオーブンに入れて40分。

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熱が取れたら冷蔵庫へ。

翌日が楽しみよ。

 

...常温において暫く。

タルト皿から外して、60度にカット。

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ミントもシャンティイもアイスクリームもないけれど。

 

タルトは紅茶が合うような気がする。

それでは、いただきますよ。

 

「させていただきます」症候群?

 ここ10年ぐらいだろうか、「○○させていだきます」という言い回しが増えているような気がする。

 

「今回、この研修会に参加させていただきました××です」

えっ?

この研修会、参加するのに何か特別な許可が必要だったの?

参加資格を満たして、参加費を払えば、自由に参加できるんじゃないの?

それとも僕は、誰か偉い人に頭を下げるのを忘れていたかな?

 

「このたび立候補させていただきました××です」

えっ?

まぁ、しっかりと根回しをしてこの場にいるのだろうけど。

でも、あなたの立候補はあなたの意志によるもの。

こちらに気を使う必要はないと思うけど。

 

謙譲といえば聞こえはいいけれど。

「します、やります、致します」で事足りる場面で、なぜ「させていただきます」を引っ張り出すのか?

 

今時は、評価するのもされるのも、簡単にできてしまう。

「こんなことを発言して、大丈夫?

何か言われたらどうしよう」という気持ちが、一歩引かせてしまうのかな?

 

「させていただきます」は、人間関係の防波堤か。

 

 

 

 

なすのグラティネ

なすを収穫していると、長~いのが一本。

「へたの部分を落としたら、グラタン皿にフィットしそうだな」と、僕。

「グラティネ、いいんじゃない?」と、なす。

 

プチトマトもたくさん採れたし、これでトマトソースを作ろう。

 

ナスを縦割りして。

軽く塩してバターソテー。

グラタン皿に取り、トマトソースをかけて。

チーズを散らして、オーブンへ。

 

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フレッシュななす。

柔らかいなぁ。

トロトロとして、伸びるチーズといいカップリング。