「命をいただく」
マクロビでは、キーワードのひとつだと思う。
ヒト以外の生命、植物・動物の生命力を頂戴しながら、人は生きている。
そして、その生命力は強いに越したことはない。
だから、肥料・飼料はよりナチュラルであるべき。
また、加工に於いても、additives free であるべき。
(難しいことではあるけれど。)
「ごはんを食べに行こうよ」と聞いて、「命を食べに行こうよ」とtranslate したら、ギョッとしてしまう。
でも、何かを食べるとは、実は、それほど、尊いことであり厳粛なことなのかもしれない。
それは、調理についても言えること。
食材の仕入れから、食卓に供するまで、調理人は食材の「命」を扱っている。
そして、それを食べる人の「命」までも預かっている。
「人の命を奪うのは簡単なこと。
心のこもらない料理を食べさせ続ければいいのだ」
こんな趣旨のことを、マクロビの講義で聞いたような、聞かなかったような...。