これも、ひと月前のお話。
庭のイチジク。
たわわに実って。
すぐには食べられない分は、瓶詰に。
そんでもって、気が向いたときに食べる。
軽くすすいで、鍋の中。
砂糖を振りまいて、弱火にかけて。
差し水をして、ふたをして。
くたくたになるまで、煮るだけ。
煮詰まり具合を見て、渋めの紅茶を注ぐ。
そして、さらに煮詰めていく。
砂糖だけだと、味わいに「くどさ」が残るような気がして。
紅茶の香りと渋さは、良い感じの風味を与えてくれる(ような気がする)。
冷やしたものは、トロリン・チュルリンとして。
甘いもをひとつ、ふたつ食べたいとき、冷蔵庫から引っ張り出して食べている。