さぁ、今回最後のレッスン。
午後5時、スタート。
まずは、時間のかかるドルチェから。
今日のドルチェはボネ。
1.カラメルを作り、型に流し込む。
2.次に、生地の準備。
牛乳とラムをわせる。
フードプロセッサーで粉砕したアマレットを加える。
3.別のボウルに全卵と卵黄を入れる。
砂糖、ココアを加え、60℃の湯煎にかけ、モッタリとさせる。
4.2種の液体を合わせて、先ほどの型に流しいれる。
5.175℃、30-35分、湯煎焼きする。
6.最低3時間は冷やし、その後、型から外す。
まぁ、プリンだよね、簡単に言ってしまえば。
これは、明日の朝食のテーブルに載る。
次は、セコンド・ピアット。
コニリョ・アラ・カチャトゥラ(ウサギ肉の漁師風)。
ロレーナさん、ウサギはダメみたい。
そこで、ロレーナさんのお母さん登場。
まずは、使用するアーブ。
左から、イタリアンパセリ、エストラゴン、ローズマリー、セージ。
ローズマリーは花をつけてる。
で、ここにはないが、ニンニク。
肉に塩コショー。
暫くおいて、ソテー。
酒を振って、アーブを載せる。
適当に甘味があるから、日本酒がお気に入りなんだって。
あとは、ふたをして弱火で蒸し焼き。
上手に焼き目をつける。
次はコントルノ。
ラディッキオ(赤キャベツ)パプリカ、ポロねぎを、適当な大きさに切って、蒸し煮。
次は、プリモピアット。
最初、パスタマシンを使っていたが不調。
嘆くロレーナさんに、お母さんが一言。
「麺棒を使えばいいでしょ」
延ばして、切って、ワンタン状。
フィリングを作る。
先ほどの、ラディッキオの蒸し煮を少し取り分け。
水牛のリコッタを混ぜる。
パスタに載せて、
巻いたら、グリルパンで焼く。
これで、出来上がり。
北の方に、これをベシャメルの中に埋めて、グラタン皿で焼く料理があるらしい。
これ単体で焼いてもおいしいと、ロレーナさん、オリジナルを作ったらしい。
ラディッキオ蒸し煮、焦げてるね。
ったく、料理の最中に、母娘で口げんかしてるから焦がすんだよ!
料理は、穏やかな心持ちでしなくちゃ。