由貴さん

肉体は衰えの途を辿っても、心は成長を続ける。

10代で輝いていたものが、40代で色褪せて見えることがある。

20代で遠ざけていたものが、50代で愛おしくなることがある。

 

今、この瞬間に大好きな人を、自分を取り巻く環境を理由に諦めるの?

それとも、自分の想いに素直に従って、その人に手を差し伸べようか?

悔いのない一生を過ごすためには、どちらが大切なの?

 

私が誰かを愛したとして、それはいけないこと?

「愛する」というのは、素敵なことのはず。

この愛から目を逸らすことはできない。

 

もちろん「残された人たち」は傷つく。

配偶者は憤慨し、親は困惑し、子は狼狽するだろう。

「私たちのことはどうなるんだ!」

「今の生活をどうするんだ!」

 

でも、このままではいられない「自分」がいる。

抑えられない自分がいる。

私は私の人生を生きたい。

 

あの日の誓いは絶対に破ってはいけないの?

安易な心変わりではない。

でも、周囲が見えなくなるほどに衝き動かされている。

 

「君の声がかすれて 『…元気でいてね…』

頷いて歩きだせば 夏は夕暮れ

 

言葉も優しさも足りないまま背を向ける

傷跡残さずに、別れられるわけもない

 

二つの人生が重なり合って

でもここからは別々の夏 思い出は思い出として」

『夏の別れ』(小田和正

 

昨日見た夢

気温がカクンと下がって、今日は冷房なし。

さらには、ジャージを身にまとって床に就く。

 

夏の暑さの強張りがほどけ、心身共にリラックス。

ぐっすりと眠れて、いい夢を見られそう。

 

…小田さんの「100年インタビュー」(NHKBS)を観た。

3時間もある番組だったから、3日に分けて。

 

小田さん、おじいちゃんになっちゃって。

でも、その分、言葉に重みがあって。

 

小田さんの創作の原動力は「共感」らしい。

自分の作品に共感してくれる人がいるから、活動を続けられるという。

 

共感は支持や評価を生む。

受け手の「いいね」は、次の作品を生む。

 

大変なんだろうなと思うのは、この「共感」を長期に亘って持続させるということ。

持続させるというのは、楽なことではないものなぁ。

 

加えて、小田さん、努力して習得したものは裏切らないとも言ってたなぁ。

同感。

 

「昨日、夢を見た、あれはいつの頃

大きな自由に包まれてた

 

でもまだそこには、君はいなかった

僕は不安そうに周りを見ていた

 

通り過ぎたどの時代にも悔いはないけど

君のいない世界には戻りたくない

 

多くを望まない、高くを望まない

自分でいる限り明日がある

 

君が季節で、君が風で

君が世界で、君が愛で」

『昨日見た夢』(小田和正

 

素敵な君がいれば、現在を生きられる。

現在を生きることが、愛おしくなる。

 

Jアラート

銀魂を無料で観られるところまで観て、勇者ヨシヒコをシーズン3まで観て。

これで夏も終わったな、と思っていたら。

 

朝、6時過ぎ。

「ウォーン、ウォーン、ミサイル発射、ミサイル発射」のアナウンスで起こされて。

 

おいおい、ミサイル、こっちに飛んで来てるの?

なんで、よりによって、こちらの方角?

 

兎にも角にも、現状確認。

というわけで、NHK総合にチャンネルを合わせて。

 

範囲は長野県以北、北海道まで?

広い、広すぎる。

 

「頑丈な建物か、地下に避難してください」

そう言われてもなぁ。

 

隣にJAの建物があるけれど、まだ6時だし、開いてないし。

地下っていったって、地下、どこにあるのよ。

 

で、ミサイルって、発射から10分もすれば、本土に着弾するわけでしょ。

悩んだり、右往左往したりするのも空しい気がする。

 

ま、このままNHKを観て、成り行きを静観しましょ。

そう決めて、暫くしたら「上空通過」の報道。

 

なんというか、あそこからミサイルが発射されたら、結局、何もできないのね。

アラートされても、ドキドキすることしかできない。

 

こちらをめがけてのミサイル発射は、今後も続くかもしれないし。

その都度、Jアラートを聞かされて。

それが早朝の出来事だとしたら、どうだろう。

それはもう、Jアラーム。

それでたたき起こされると思うと、ぞっとする。

 

 

大魔神怒る

ノロノロ台風のおかげで、ここ数日、湿って温かい空気が流れ込んでいた。

夜は寝苦しく、もう、勘弁してぇ、という感じだったけれど。

 

台風も去り、今夜は涼やかな空気が部屋の中に入ってきている。

助かるわぁ。

 

NHKBSでは、大魔神三部作が放映中。

特撮映画は、NHKBSでは、毎年夏のお楽しみ。

 

個人的には、昭和30年代の東宝特撮をオンエアして欲しいところだけれど。

まぁ、それは僕の我が儘か。

 

「怒る」では、本郷功次郎藤村志保がフィーチャーされて。

藤村さんは、目が大きく、鼻筋の通った美人。

 

藤村さんといえば、NHK軍師官兵衛」のナレーションが怖いと囁かれて。

数回の放送の後、体調不良を理由に降板していたなぁ、確か。

 

番組最後のクレジットでは、平泉成さんの名前も。

(若く、二枚目で、思わず「へぇ」と驚き。

最近は、「過保護のカホコ」では、時任三郎のお父さん役で、いい味出してる。)

 

大魔神が現れると、もう、圧巻。

悪行の限りを尽くした連中を、バッタバッタと踏みつぶし。

 

火を吹くわけでも、レーザー光線を発するわけでもなく。

ただひたすら、ダダダダン、ダダダダンと前に進む。

 

大魔神の目には悪人しか映っておらず、ジワジワと追いつめる。

杭を使った相手には、杭で仕返しし、磔を試みた相手には、磔で報復する。

 

伊福部さんの曲が、否が応でもテンションを高めてくれて。

もう、カッコいいんだか、怖いんだか、よくわからなくなってくる。

 

子供じみた感想かもしれないけれど。

他人を力で押さえつけるようなことを繰り返してはいけない。

 

神を畏れ、神を敬う心を失ってはいけない。

天網恢恢疎にして漏らさず。

 

50代半ばで、改めて、当たり前のことを思い出した気持ち。

僕にとっては、結構、教育的な内容だった。

チーズパン

最近、気に入って作っているのがチーズパン。

 

ロールパンの生地に、シュレッドチーズを練りこんで、成形。

今日は思い付きで、黒ゴマを入れて。

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おいしくなさそうな色になってるけれど、そこは、まぁ。

写真写りが悪いということで。

 

チーズの量に比例して、香りも豊かになるけれど。

多すぎても、これまた困る。

 

いろいろなチーズを試してみたけれど、モツァレラがいいような気がする。

プロセスチーズの角切りを混ぜ込めば、それはそれで面白い食感。

 

今日のお昼ご飯は、これをちぎりながら。

フライドチキンでも買ってくるかなぁ。

 

 

・・・毎晩、「銀魂」の更新を楽しみにして。

でも、このアニメ、何話あるの?

これ、いつ終わるの?

 

 

 

 

 

 

 

サーモンのムニエル

「鮭」を英語にすれば「サーモン」。

でも、食卓では、どうだろ?

 

身の締まりという点では、鮭は固く、サーモンは柔らかい。

(個人の感想です。)

鮭の身に縞はなく、サーモンにはある。

 

回転ずしで喜ばれるのは、鮭ではなく、サーモン。

粉をはたいて、バターでソテーしておいしいのもサーモン。

 

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たっぷりとレモンを絞って、ブラックペパーを振りかけて。

肉厚のサーモン、ムニエルにして、キンキンに冷えた辛口の白ワインと一緒に。

バラが咲いた

バラという花は…。

つぼみでいる時間が結構長くて。

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花が咲くにはまだ時間がかかるなと思っていると、いつのまにやら、パッと咲く。

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咲いたかと思えば、あっという間に花びらを散らす。

そんなに早く成長しなくてもいいだろうに。

その美しさをゆっくりと味わうのは、難しい。

 

「過保護のカホコ」。

時任三郎が出演すると聞いただけで、視聴を決めてしまった。

なつかしいなぁ、時任三郎

あの、ちょっと屈折した微笑みがなんとも言えなくて。

 

派手さは期待できないドラマだろうけれど。

主人公がどのように成長していくのかを楽しみにしながら、観てみたい。

 

暑い!

Da quanto tempo che ho aggiornato il mio blog!

 

銀魂の視聴に追われて。

そこへきて、「ごめん、愛してる」のキャンペーンの一環なのか、「タイガー&ドラゴン」がネットに上がっていて。

これまた、視聴に追われて。

 

さて、写真は撮りためていたのだけれど、なかなかブログの更新ができなくて。

今日は、およそ一か月前の写真。

 

庭のジューンベリーが実をつけて。

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結構収穫できた。

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どうしたものか迷ったけれど、王道で、ジャムづくり。

味は、そうね、桑の実のそれ。

道端で味わう、懐かしい味。

 

ヨーグルトにかけて食べたり、チキンのソテーにかけて食べたり。

おいしくいただきました、とさ。

 

それにしても、暑いわね。

額に汗しながらブログを書く。

扇風機よ、もっと涼風を送っておくれ。

まいにち「銀魂」

ネットの無料配信で、毎日、一話ずつ「銀魂」を観ている。

好きなアニメだったのだけれど、あれやこれやで、リアルタイムでは継続して観ることができなかった。

いい機会だと思って観ているけど、毎日観るのは大変だ。

 

大変だといえば「ボーダー」配信時。

小栗旬の「クライシス」が終わると同時に、「ボーダー」が秋のスペシャルで戻ってくると告知された。

それを記念しての配信だった。

だけど、5日間で9話を観るのは、正直くたびれた。

 

まいにち「ボーダー」の期間は、小栗旬が僕の夢に現れていた。

目覚めるたびに、苦笑い。

もう、他人とは思えない。

 

 

もう、6月

僕の住むあたりは、今日、梅雨入り。

予報の通り、しとしと、ぽつぽつ、ぽたりぽたりと雨が降っている。

 

あの、必死の雪かきも、今となれば昔。

昨日のことのように思い出すのだけれどなぁ。

 

梅雨も明ければ、暑い暑いと唸り始めるのだろう。

そして、短い秋の先には、また雪かきの日々。

 

時間はどんどん過ぎ去り、確実に老いている。

でも、自分の中では同じことがいつも繰り返されている。

 

だから、ショーウィンドウに映った自分の姿を見て驚く。

「だれだ、この、腹の出たオヤヂは?」

 

現実の時間と、自分の中の時間が乖離している。

若いころは、ガラスに映った自分と頭の中の自分は一致していたのに。

 

それは、自分の姿にうっとりとする、というのとは違う。

自分の考える「若さ」と、視覚的に捉える「若さ」が一致していたのだ。

 

髪の毛もふさふさとしていたし、ウエストだってほっそりとしていた。

眼はきらきらとし、頬にたるみはなかった。

 

「僕は、もう若くはないんだなぁ」とふさぎ込む必要もないと思うけれど。

でも、若くはないという現実を認識していないと、世間に嗤われるようなことをしでかしてしまうかもしれない。

 

僕が乗ったバブル世代の列車は、オーバーホールを繰り返しながらも、どんどん進む。

団塊世代ゆとり世代の列車にも乗ってみたいとは思うけれど。

 

でも、ここには、間違いなく僕の座席があるんだよな…。

このまま、行くかぁ。

 

 

 

 

真逆

「真逆」という言葉。

僕には不思議な響きをもつ。

 

真向、真直ぐ、真っ白…。

そして「真逆」?

 

「真逆」と「正反対」はどう違う?

昔からある言葉なの?

 

以前、こんな会話を聞いたことがある。

「喉が渇いたなぁ。何か飲みたいなぁ」

「逆に、ご飯でも食べに行かない?」

「何の『逆』なんだよ?」

 

「そうではなくて」の意味で「逆」を使うことがあるのかな、と思っていた。

「逆」は、その後まもなく、「真逆」という形でも僕の耳に届くようになった。

 

「正反対」に対照のイメージがあれば、「真逆」には否定の含意を感じる。

つまり、「まったくAなんかじゃなくてB」。

 

「違う、違うんだよ!そうじゃないんだよ」と訴えている姿がそこにはありそう。

そう考えれば、「正反対」と違った使われ方をしても不思議ではないか。

 

「真逆」…かぁ。

 

 

 

 

 

 

チューリップ2

写真を撮っておいたのだけれど、撮ったことを忘れていて。

今更だけれど、2週間前。

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ゴールデンウィークの後半で、花びらはみな散って。

およそ一か月、楽しませてくれました。

 

次は夏の花、ということで、チューリップの隣にカンナの球根を植えてみた。

どうなることやら。

 

カンナというと、さだまさし

「カンナがもうすぐ咲くから、それまで君が髪を、

切らなければいいね、できたら、本当にいいね」

 

高校1年の春。

後ろの席の牛山君が、さだまさし大好きで。

 

「聴きなよ、さだまさし、良いよ」と、LPを一枚貸してくれた。

(いや、「押し付けられた」というべきか。)

 

曲のタイトルも、そもそも、そのLPがグレープの時代のものなのか、ソロになってからのものなのかも思い出せない。

 

でも、このワンフレーズだけが、妙に頭に残って。

あれから、40年近く経つというのに。

カニのむき身

このむき身。

どう見ても、爪に近いほうの節から取ったもの。

 

細くて短くて。

よくまぁ、こんなにきれいに取り出すよな。

 

そこそこ入って、1パック300円ほど。

これは使いようだなぁ。

 

グラタン、コロッケ、ピザ。

クリームかチーズと合わせるのがいいだろうな。

 

と、いうわけで、ピザパン。

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うう、おいしそう。

モツァレラチーズについた焼き色が、食欲をそそる。

 

香りもいいし。

タバスコ、パッパッと振りかけて。

 

トマトとアンチョビのソース。

カニの旨みと溶け合って、いいわぁ。

菜の花のパスタ

一掴みの分量で、100円ぐらい。

菜の花の苦みを期待して購入。

 

軽く茹でて、ざるに取り。

水を切ったら、ざっくりと。

 

パスタを茹で始めたら、フライパンにオリーブオイルとニンニク数片。

すり潰したアンチョビも加えて、香りを立てて。

 

パスタの茹で上がりのタイミングを見計らい、フライパンに菜の花の茎の部分を。

ソースを絡めたら、パスタと茹で汁を合わせて。

 

火から外すタイミングで、花の部分を加えて。

盛り付けしたら、ブラックペパーを。

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なんてことはないパスタだけれど。

春を感じるには、十分。

 

パルミジャーノを削って、パラパラ。

このパスタ、いいんじゃない?

チューリップ

例の「地面を突き破った」チューリップ。

一週間前は、こんな感じ。

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今日は、こんな感じ。

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中心につぼみが!

 

ここにも、ささやかな楽しみが。

来週は、どんな状態になっているのだろう。

 

手をかけ、目をかけたものがグングン育つと、うれしい。

ガーデニングや家庭菜園にのめりこむ人の気持ちが、少しはわかったような気がする。