いちじくのタルト

庭のいちじくの木。

実がたくさんついて。

今年は豊作。

 

生で食べてもジュースにしても、実りのスピードに追い付かない。

ジャムを作っても間に合わない。

人に配ってもなお余りあり。

 

タルトにでもしてみるか。

アーモンドクリームの代わりに、くりのクリームを詰めて。

シャイン・マスカットのコンポートも入れるか。

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どんな感じか。

はちみつをかけて食べてみよう。

いちじくとかくりとか、はちみつが合うような気がするのだけれど。

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うん、はちみつ、いい。

くりのクリームもおいしい。

個人的には、さつまいもやかぼちゃより、くりのほうがすきかな。

トースト

 

コーヒー2~3杯で朝をスタートさせる僕だけど。

ときどき、トーストをかじったりする。

 

時間がなければ、マーガリンを塗りつけるだけだけど。

それなりにお腹を満たしたいときは、手間をかけたりする。

 

何を載せる?

チーズとハムは欠かせない。

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ハムがなければ、ベーコンでもいいか。

で、コロッケなんかもいいよね。

ケチャップにマヨネーズも魅力的。

 

......台風が近づいているということだけど。

外の空気は秋めいて。

 

CDの棚に手を伸ばして。

音楽を聴くのも久しぶりだなぁ。

 

ビリー・ジョエルにしよう。

彼の声もいいよなぁ。

 

秋の夜長のAOR

エレクトリック・ピアノのボワワァ~ンで、身も心も緩ませる。

くり

くり拾いに行った人からくりをもらった。

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大きくて、結構立派なくりなので、驚いた。

虫に食われたのも少なくて、いいね。

 

お湯をグラグラと沸かして。

火を止め、ゴロゴロ・ボトボトとくりを入れる。

一分ほど待って、ざるに取る。

ふきんで軽く水気を取って、バットに広げて。

 

さあ、これから暫くの忍耐。

鬼皮をむいて、渋皮をむいて。

ふう。

 

とりあえず、シロップに浸けておこう。

水と砂糖を合わせて、沸騰させて火を止める。

むいたくりを入れて、放置。

 

火にかけた鍋に入れて加熱すると、くりはホロホロと崩れてしまう。

やっかいだよなぁ。

 

......シロップを吸ったであろうあろうくりを取りだして、くりごはん。

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おこわやもち米を加えたごはんもいいけれど、今日は白米で。

いいね。

秋だね。

あさり

このあさり、でかいよなぁ。

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千葉県産で、一粒150円。

 

聞くところによると、この貝、ルーツはアメリカにあるらしい。

アメリカ......コーラにハンバーガーにケーキに、なんでもビッグ(驚)。

 

焼き物用とパッケージには書かれているけれど、はまぐりよろしく、お吸い物なんてどうだろう。

 

作ってみた。

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硬い...。

ガムみたい。

う~ん。

 

ポークソテー

「このお肉の脂、あまいのよね」

デパートの肉売り場でウインドウの中を覗いていると、隣にいたおばさんがそう言った。

 

そのあまさは、もちろん、砂糖の甘さではなく、旨みに由来するもの。

調味料に仄かなあまさのある、あの感じ。

 

上質な脂身を口にすると、「ああ、この肉、大切に仕上げられたんだな」と思う。

多少値が張っても、「たまに食べるんだからさ」と理由をつけて、買い物かごに入れる。

 

僕の歳になると、「おいしいものを少しずつ」口にすれば、もうそれで、お腹がいっぱいになる。

もはや、食欲凄まじき高校生ではない。

 

厚めの肉を切り分けて、何人かで食べる。

一切れ、二切れでいい。

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このロース、脂がうまいんだ。

ほんと、脂があまくて。

トロロ。

シャイン・マスカット

を、購入。

生産者から直接買うことができ、一房500円。

 

皮も食べられ、種もなく。

僕は巨峰派なんだけど、ちょいと浮気して食べてみる。

 

安価ということもあって、多めに手に入れた。

少し瓶詰にして、とっておこう。

 

コンポートして瓶の中に。

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瓶詰したものって、開けるタイミングが難しい。

せっかく詰めたのだもの、大切にしたいよなぁ。

でも、後生大事に持っていてもなぁ。

外国語

行ってみたい国があって、その国の言葉が話せたら楽しいだろうと思って、会話の本を買ってみる。

読んでいるうちに、日本語と英語の知識だけではどうしても消化不良になってしまうものにぶち当たる。

 

NHKの「まいちに○○語」を買ってみたり、当該語の参考書を買ってみたり。

でも、いつの間にか会話どころではなくなって。

なんだか知らないうちに、孤独な「文法の旅」が始まる。

 

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学習の高原状態に倦むことなく、ひたすら歩みを進める。

君のゆく道は果てしなく遠い、などとサーカスティックに言ってみたりして。

どこかで「楽しい」と思ってるから、続けられるんだろうな。

 

「最近、本を読みましたか?」「好きな本は?」という質問が苦手だ。

流行りの文学や啓発本のタイトルが口をついて出てきたらいいのだけれど。

「○○語頻出単語5000です」などとは、どうしても胸を張って言えない。

 

同じ本を、綴糸がほどけるまで読んでいると、さらに道を誤る。

誤植を見つけては訂正してる自分。

ああ、ふーちゃん、どこに行く!

 

 

 

あかむつ

くだものは、ひと月早く盛りを迎えているようだけれど。

魚は...。

 

海水温が高いから、日本の近くに寄ってこないと聞いた。

脂が乗った魚は、遠くに。

こちらはひと月遅れなのか。

 

さんまも太り方が足りない。

ズングリしたさんま、見ないなぁ。

いいものは、地方都市になんか見向きもしないで、都会に行ってしまうのか。

 

さばはさばで、隣国にざっくざっく獲られていると聞いたし。

ああ、魚。

魚の国、日本(嘆)。

 

小さいけれど、今晩はあかむつ。

500円。

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もう少し大きければ、ねぇ。

 

さんまが太るのを待っているうちに、牡蠣の季節が来ちゃうのかな。

でもさぁ、牡蠣は牡蠣で、この海水温の高さのせいで、なかなか粒が大きくならないんじゃないのか?

仕方ないか。

 

 

 

たまご

窓を開けると涼しい風が入ってくる。

温かなそばが食べたくなる。

 

庭から生みたてたまごを取ってきて。

麺を茹でて丼に取り、熱い汁を入れる。

コンコンと殻を割り、たまごを麺の上に。

 

おお!

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黄身がふたつかぁ。

なんかいいな。

くじ引きで、久しぶりに商品をもらった気分。

 

もちろん黄身は小さくて、可愛らしいとしかいいようがないのだけれど。

それでも二個だもんな。

うれしい。

 

でも、数が多ければいいというものでもない。

これが、黄身が3つだったり4つだったら、ギョッとするんだろう。

うれしいなんて、とても言えない。

 

やっぱり二個だよ。

ささやかなラッキー感を与えてくれるのは。

本棚の後ろで500円玉を見つけたような喜びを与えてくれるのは。

 

冬瓜のあんかけ

夏に冬瓜を食べると風邪をひかないと聞いている。

もう秋だけれど。

南瓜でも同じことが言われているかな?

後者に関しては、自信がない。

 

皮が堅くて、実がスポンジのような冬瓜。

皮と種は除いて、わたは残して。

適当な大きさに切って茹でると、素敵な透明に。

 

僕は、あんかけにして、それも冷やして食べるのが好き。

だしの利いた、醤油味のあん。

ツルン、ヒヤッとした喉越しが、たまらないんだな、これが。

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辛口の冷酒を手元に置いて、つつきたい。

桃のタルト

桃をもらったぁ!

大好きな桃。

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カリコリしていて、甘くて。

こういうのがいいな。

 

涼しくなってきたし、焼き菓子もいい。

タルトで行こう。

 

桃をカットして、バターソテー。

ソテーしながらフィリングのことを考えてみる。

 

そういえば、棚に入れっぱなしの瓶詰があった。

2年も前に作ったものだから、何を入れたのか忘れてしまった。

桃だったか洋なしだったか...。

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開けて食べてみる。

ああ、紅玉か。

ちゃんと酸味も残ってる。

感動。

 

紅玉を煮詰めてジャム状に。

この量では足りないな。

アーモンドクリームも作って、2層にしよう。

 

タルト生地を延ばして、タルト皿へ。

さっさとやらないとネバネバ・ネチネチになってしまう。

 

冷ましたフィリングを入れて、桃を載せて。

180度のオーブンに入れて40分。

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熱が取れたら冷蔵庫へ。

翌日が楽しみよ。

 

...常温において暫く。

タルト皿から外して、60度にカット。

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ミントもシャンティイもアイスクリームもないけれど。

 

タルトは紅茶が合うような気がする。

それでは、いただきますよ。

 

「させていただきます」症候群?

 ここ10年ぐらいだろうか、「○○させていだきます」という言い回しが増えているような気がする。

 

「今回、この研修会に参加させていただきました××です」

えっ?

この研修会、参加するのに何か特別な許可が必要だったの?

参加資格を満たして、参加費を払えば、自由に参加できるんじゃないの?

それとも僕は、誰か偉い人に頭を下げるのを忘れていたかな?

 

「このたび立候補させていただきました××です」

えっ?

まぁ、しっかりと根回しをしてこの場にいるのだろうけど。

でも、あなたの立候補はあなたの意志によるもの。

こちらに気を使う必要はないと思うけど。

 

謙譲といえば聞こえはいいけれど。

「します、やります、致します」で事足りる場面で、なぜ「させていただきます」を引っ張り出すのか?

 

今時は、評価するのもされるのも、簡単にできてしまう。

「こんなことを発言して、大丈夫?

何か言われたらどうしよう」という気持ちが、一歩引かせてしまうのかな?

 

「させていただきます」は、人間関係の防波堤か。

 

 

 

 

なすのグラティネ

なすを収穫していると、長~いのが一本。

「へたの部分を落としたら、グラタン皿にフィットしそうだな」と、僕。

「グラティネ、いいんじゃない?」と、なす。

 

プチトマトもたくさん採れたし、これでトマトソースを作ろう。

 

ナスを縦割りして。

軽く塩してバターソテー。

グラタン皿に取り、トマトソースをかけて。

チーズを散らして、オーブンへ。

 

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フレッシュななす。

柔らかいなぁ。

トロトロとして、伸びるチーズといいカップリング。

なすの蒸しまんじゅう

庭に植えたなす。

天候のせいなのか、肥料のおかげなのか、実るは実る。

 

きゅうりと違って、なすは煮る焼く揚げる、なんとでもなるので重宝するのだが。

でも、その生産量に消費量が追いつかない!

さっさと食べなければ。

 

蒸しまんじゅうにしておけば、気の向いたときに口に放り込めるから便利。

みそとなす。

いい組み合わせだよね。

 

ホームベーカリーで一次発酵まで済ませて。

取りだした生地を丸めて休ませている間に、なすを輪切りにして。

油味噌をはさむ切り口を入れる。

 

なすに軽く塩をして下味。

水気を取ったら粉を振り、はけで払って。

油味噌をはさんだら、あとはせっせと生地で包んでいく。

 

赤じそや青じそを天地に張り付け、クッキングシートにのせて。

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(今日は赤じそで。)

一時間ほど二次発酵。

 

湯気の上がった蒸し器に入れて。

20分も蒸せば出来上がり。

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少し冷ましたら、かじる。

 

うん、このなすのトロトロがいいんだよね。

少し甘めの油味噌と相まって。

 

9月のなすは皮が堅いような気がする。

実もスカッとした感じがして。

 

だから、今、この時期のなすを逃しちゃいけないんだ。

スペアリブ

700円強のスペアリブ。

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ハーブで香りをつけて、グリエして、マーマレード風味のソースで食べようか。

下味をつけて、少し寝かせて。

水気を軽く拭ってフライパンにのせたのだけれど。

 

どうしたことか、途中から煮込み料理に変更。

焼きながら「骨からおいしいスープが取れるに、焼いて終わりとは、それはもったいない」なんて思ってしまったから。

 

手元のワインを入れて、一煮立ち。

トマトの角切りを入れて、ローリエを入れて。

 

煮詰まり具合をみて、トマトケチャップとウスターソース

グウッと液体の量が減ったところで、出来上がり。

庭で採れたナスなんかも入れちゃって。

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これはこれでいいよね。

 

ナイフ・フォークで面倒くさく食べるのではなく、素手。

口の周りと指先にソースをつけながら、素手。

Lips and fingers lickin'!