行ってみたい国があって、その国の言葉が話せたら楽しいだろうと思って、会話の本を買ってみる。
読んでいるうちに、日本語と英語の知識だけではどうしても消化不良になってしまうものにぶち当たる。
NHKの「まいちに○○語」を買ってみたり、当該語の参考書を買ってみたり。
でも、いつの間にか会話どころではなくなって。
なんだか知らないうちに、孤独な「文法の旅」が始まる。
学習の高原状態に倦むことなく、ひたすら歩みを進める。
君のゆく道は果てしなく遠い、などとサーカスティックに言ってみたりして。
どこかで「楽しい」と思ってるから、続けられるんだろうな。
「最近、本を読みましたか?」「好きな本は?」という質問が苦手だ。
流行りの文学や啓発本のタイトルが口をついて出てきたらいいのだけれど。
「○○語頻出単語5000です」などとは、どうしても胸を張って言えない。
同じ本を、綴糸がほどけるまで読んでいると、さらに道を誤る。
誤植を見つけては訂正してる自分。
ああ、ふーちゃん、どこに行く!