菅首相の会見を見ていたけれど。
何というか、迫ってこない。
緊急事態を宣言しているんだよね?
「言えっていうから、言ってるんだよ」感が否めない。
ハリウッド映画に出てくる大統領のような感じは求めないけれど。
それでもだよ、緊急事態を宣言しているようには見えない。
淡々と語る口調は、官房長官時代の菅さんと何ら変わらない。
「一致団結してやろうぜ」的な雰囲気は、ない。
この種の問題は補償(お金)とセットになることが多いから。
できる限り穏便に済ませたい、という気持ちが出てしまうのかな。
国の指導的立場にある人たち(国会議員など)が、自発的に給与を返納するとか。
事の重大さを行動で示さなきゃ。国民は見ている。(期待するだけ無駄か)
10の補償も大切。
でも、ひとつの真摯な態度がすべてを変えることだってある。
興奮して、声を荒らげて、喚き散らして発言する必要はない。
ただ「本当にそう思って言っているんだよ」という感情が欲しいだけ。
そのような感情は、テレビ画面を通してだって伝わってくるはず。
ピリッとさせてくれるはず。