突き抜けて

芦田愛菜は令和の吉永小百合か?

達観の仕方が似ているということらしいのだが。

 

僕個人としては「沢口靖子は平成の吉永小百合か?」の一文を加えたい。

彼女の振舞にも、達観の空気が漂っているように思える。

 

自分の世界を持ち、それを大切にすることは簡単ではないだろう。

そうであるがゆえに、他人を傷つけたり排除したりすることもあるから。

 

独り善がりであったり、日和見的であったりする印象を与えない。

最大公約数が、その魅力を支持する。

 

突き抜ければ、唯一無二のカッコよさが生まれる。

そんな生き方に憧れる。

 

突き抜けている、カッコいいといえばビートルズも。

(今、ラジオでビートルズ特集が流れている。)

 

ソロになってからのレノン&マッカートニーにもいい曲はあるんだけれど。

ビートルズ時代のレノン&マッカートニーには敵わないと思ってる。

 

ビートルズ後期のレノン&マッカートニーは基本クレジットのみで、多くがソロ曲だと聞いている。

 

それでも、この二人が同じグループにいたからこそ生まれた名曲たち。

中学生の頃に聞き始めて、何度も聞いて、そして今聞いても「新曲」。

 

レコーディング技術の日進月歩を考えれば、やはり、楽曲にパワーがあるんだ。

歌詞と曲の周辺にある要素の占める割合は小さいといえる。

 

自分に欠ける才能を持つ相手を目の前にすることで、俄然燃えてくる。

一緒に苦労した年月が長ければ、仲の悪さもカバーしてなお余りある。

 

自分に欠けるものを埋めてくれる存在は大きい。

耳が痛いことを言われても、それで助けられることもある。

 

自分と対峙する存在と、敬意をもって対話する。

時に、相手を意識して競いあう。

 

そこに突き抜けたカッコよさの影が見え隠れする。

全体に調和しながらも、決して埋没することがない。

 

Baby, you can drive my car

Yes, I'm gonna be a star

Baby you can drive my car

Baby, I love you