昔の映画

作中に不適切な表現があるけれど、作品のオリジナリティー/時代性を考えて、そのまま放送する、といった旨の表示が本編の冒頭に流れる。

 

作品によっては、どこに不適切な表現があるのだろうと首をかしげるものもある。

しかし、放送する側の判断では、どこかに埋め込まれているんだろうな。

 

なぜ僕は首をかしげてしまうのだろう?

昭和の映画であれば、その時代を知っている/親近感を持っているからかな?

 

問題があるとされる表現を、実際に見たり聞いたり。

自分がされたり、自分もしたり。

 

「ああ、そんな時代だったよね」と共感してしまうから「なんで」と思ってしまう。

ありふれた日常を懐古する。

 

ある時代には許容されたものが、現在に至ってはデリケートな事柄として扱われる。

僕が書いているブログの中にも、この先「不適切」とされる表現があったりして。

 

昔の映画を見ていて困るのは、俳優の口パク演技。

多分、超が付く不適切発言をしていて、音声を除いているんだろうけど。

 

そうしなければいけない時代だということは、よくわかる。

よくわかるんだけど、気になってしょうがない…。