ヴィエナー・シュニッツェル風

なんともいかがわしい名前だが。

仔牛を使っていないし。

それほど薄くはないし。

そんなときは「~風」。

 

肉は叩き、サラサラパン粉にすりおろしたチーズを混ぜ。

仕上げにレモンを振り掛け。

それぐらいのことはして、と。

f:id:cookingenglish0508:20140526171937j:plain

チーズの塩気とレモン汁で食べるなんて、僕の中では、ほとんど「酒の肴」。

辛口の日本酒と合うんだよね。

 

ご飯のおかずとして食べるなら、生パン粉を使った、厚めのとんかつ。

こちらは、濃口のソースと相性がよく、白いご飯にも馴染む。

細切りのキャベツで口の中をサッパリさせながら、一口一口いただく。

2杯目以降のご飯は、ほとんど、とんかつソースで食べているような状態。

それは、メタボを誘発する。

 

魚では得られない、肉の持つ弾力。

前歯と犬歯で食いちぎり、臼歯でギコギコすり潰す。

僕の中の太古の血が騒ぐ。