ウドとレンコンの炒め

を作った

ウドのあの独特の香りが、炒り煮していると漂う。
この食欲をそそる臭い。お酒ならば、ドライな日本酒かワインが似合いそう。
早く食べよう。


さて、第44回です。

1.食品表示
a. 保健機能食品には「特定保健用食品」と「栄養機能食品」がある。
特定保健用食品は、特別用途食品にも含まれる。
b. 保健機能食品は、食品衛生法によって規定される。
c. 健康増進法により、消費者に販売する食品には栄養成分を表示しなければならない。
d. 栄養表示基準に従って何らかの表示をする場合は、熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウムの順序で含有量を表示した上で、表示しようとする栄養成分を表示する。
2.a. 特別用途食品:(厚生労働省HPより)
○特別用途食品とは、乳児、幼児、妊産婦、病者などの発育、健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示するものです。特別用途食品として食品を販売するには、その表示について国の許可を受ける必要があります。
○特別用途食品には、病者用食品、妊産婦・授乳婦用粉乳、乳児用調製粉乳及びえん下困難者用食品があります。表示の許可に当たっては、許可基準があるものについてはその適合性を審査し、許可基準のないものについては個別に評価を行っています。
健康増進法に基づく「特別の用途に適する旨の表示」の許可には特定保健用食品も含まれます。
b. 保健機能食品:(ウィキペディアより)
○保健機能食品は、健康食品のうち安全性や有効性等が国の設定した一定の基準を満たした食品である。 健康食品の品質を見極める時、評価基準の一つとすることが出来る。
健康増進法及び食品衛生法により定義され、特定保健用食品と栄養機能食品の2つに分けられる。
特定保健用食品
実験データに基づいて審査を受け、健康づくりのための食習慣改善のきっかけとして「〜が気になる方に」という効能効果を表示することを日本政府から認可された食品。通称「トクホ」「特保」と呼ばれる。健康増進法に基づく特別用途食品に含まれる。
○1991年に導入された制度だが、認知度が低かったため、日本政府がヤクルト本社にトクホを取得するように提案し、1998年認可された。
○認可のシステムとしては、「個別許可型」「規格基準型」「条件付許可型」がある。
○医薬品ほどの効能がない食品機能を厚生労働省が保証する制度であるが、審査が厳しく認可取得に関する費用と時間がかかり過ぎることが問題視されてきた。 なお2009年9月には、製造所固有記号の届出などとともに、消費者庁の食品表示課に所管が変更されている。
●栄養機能食品
2001年に導入された。 食生活等の理由により、不足しがちな栄養成分の補給を目的とした食品。 特定の栄養素を厚生労働省の設定した基準を含んでいれば、食品衛生法に基づき、表示が許可される(規格基準型)。
○前述の特定保健用食品とは異なり、厚生労働大臣の認可は必要なく、基準を満たしていれば表示できる。ただし、その際に「この食品の摂取によって、特定の疾病や症状が改善するものではない」という旨の注意書きや目安となる摂取量の記載、その他バランスの良い食事の啓発などの表記が義務付けられている。
○主にサプリメントに用いられるが、調味料やお菓子(一例として、明治製菓のハイレモン、ヨーグレット)、飲料水などにも表示されている。
3.肥満
a. 肥満を予防するには、同じエネルギーの摂取量なら、一度に摂るより、規則正しく摂る方がよい。
b. 身体の脂肪組織に中性脂肪が過剰に蓄積した状態である。
c. BMI(体格指数)が25以上になると肥満と判定される。
※理想の体重は、BMI22である。
d. 糖尿病(2型)、高血圧症、心筋梗塞などの生活習慣病を合併しやすい。
4.食習慣によって起こる疾患
a. 脂質過剰―肥満、脂質異常症
脂質異常症は、以前は、高脂血症と呼ばれた。
b. 糖質過剰―肥満
c. たんぱく質過剰―痛風
d. 食塩過剰―高血圧症
5.糖尿病(インスリン非依存型)
a. 血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が異常に高い状態が続く疾患である。
b. インスリンの分泌が抑制されることで起こる疾患である。
c. 炭水化物は、砂糖よりデンプンなどの穀類を中心に摂ることが大切である。
d. 治療せずに放置すれば、網膜症、腎症、神経障害などの合併症を発症しやすい。
6.高血圧症
a. 野菜や階層に含まれるカリウムを積極的に摂取する。
b. 食物繊維の多い食品を積極的に摂取する。
c. 動物性脂肪の過剰摂取と間食を避ける。
d. 症状に応じて減塩食を心がける。
7.脂質異常症
a. 高コレステロール血症の場合は、食品からの摂取コレステロール量を300mg/日以下にする。
b. 高トリグリセリド血症の場合は、糖質とアルコールを制限する。
c. 飽和脂肪酸が含まれる食品を控えることが必要である。
d. 食物繊維の積極的摂取が望まれる。
8.腎炎の食事療法
a. 腎機能が低下している場合は、たんぱく質量を制限する。
b. 脂質は適正摂取する。
c. エネルギーは原則として充分に摂取する。
d. 浮腫や高血圧症があるときには、食塩摂取量を0g〜6g/日に制限する。
9.骨粗鬆症
a. 診断は、超音波を用いて、主に骨密度を指標として行う。
b. 高齢者や更年期以降の女性が発症しやすい。
c. 牛乳・乳製品・小魚・海草など、カルシウムを多く含む食品を充分に摂取する。
d. 骨粗鬆症の予防には、適度に日光に当たりビタミンDを作ったり、積極的に運動することが大切である。
10. 食事療法
a. 消化性潰瘍の食事療法では、香辛料を控える。
※消化性潰瘍(Peptic ulcer)とは、胃・十二指腸に生じる潰瘍のことである。
b. 痛風の食事療法では、動物の内臓や肉エキスなどの連続摂取や、アルコールの過剰摂取を控えることが大切である。
※痛風は結晶誘発性関節炎の代表例で、尿酸の代謝異常、すなわち産生過剰もしくは排泄低下により尿酸が体内蓄積し、その結果、血漿中の尿酸濃度が上昇し高尿酸血症となり発症する疾患である。
c. 動脈硬化症の食事療法では、血管を健全に保つために食物繊維を積極的に摂取することが望ましい。
d. 糖尿病の食事療法では、糖質の摂取量は100g〜150g/日以上にすることが大切である。