アーモンドの花

先週、アーモンドの花に雪が積もった。

不思議な光景。
ネコブログではないのだが、ネコは意外と面白いので写真掲載。

マタタビを舐めたら、恍惚状態になってしまった。
た〜ま、戻って来い!

それでは、第25回です。気楽に読んでください。
On y va!

1.a. 食品としての条件は、1)栄養素を含む、2)安全である、3)嗜好性がある、4)健康によい、5)経済性がある、などが挙げられる。
b. 食品の機能は、栄養面から見ると、1)身体の成分になる、2)エネルギー源になる、3)身体の調子を整える、の3つに大別される。
c. 食品の一般成分は、1)有機物(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン)、2)無機質、3)水分、である。
※ビタミンは有機物のひとつ。
d. 食品機能の大別:
1)1次機能:生命維持に必要な栄養素
2)2次機能:おいしさの付与
3)3次機能:健康を維持・増進し、生活習慣病を予防する機能
※単に生命維持に必要なだけでなく、おいしくて、その上健康によい、ということ。
2.五訂増補日本食品成分表
a. 記載食品は、1,878(約1,900)で、これを18群に分類している。
b. 1食品1成分値の原則で記載されている。
c. エネルギーの単位は、KcalとkJで併記され、1Kcal=4.184kJである。
d. 食品に含まれるエネルギー量や栄養量が示され、すべての食品は可食部で表されている。
3.動物性食品と植物性食品の特性
a. 一般に動物性食品は、脂質含量(飽和脂肪酸)が多く、コレステロールも多い。
また、鉄(肉類)やカルシウム(乳類)などが吸収されやすい形で存在する。
b. 一般に植物性食品は、糖質や食物繊維が多い。
また、大豆や種実類以外は、たんぱく質や脂質が少なく、アミノ酸価が低い。
4.アトウォーター係数:
炭水化物とたんぱく質は4Kcal、脂質は9Kcal
eg. 炭水化物55g、たんぱく質12g、脂質3gの場合、55*4+12*4+3*9=220+48+27=295Kcal
5.香辛料とその用途
a. ナツメグ(にくずく(肉荳)―ドーナツ、焼肉料理
b. シナモン(けいひ(桂皮))―クッキー、焼きりんご
c. ジンジャー(しょうが(生姜))―薬味、臭い消し
d. ローリエ(ベイリーフ)―肉料理、煮込み料理
※その他、ペパー(胡椒(こしょう))、カシア(肉桂(にっけい))、クローブ(丁字(ちょうじ))、スターアニス(八角(はっかく)=大茴香(だいういきょう))、ガーリック(にんにく=大蒜(おおびる))、ディル(蒔羅(じら))、フェニュグリーク(胡蘆巴(ころは))、メース(肉荳の仮種皮)、ターメリック鬱金(うこん))、サフラン(番紅花)、オレガノ(花薄荷(はなはっか))、ローズマリー(迷迭香(めいてつこう))など。
※シナモン、カシア、ニッキともクスノキの一種の樹皮をはぎ取って乾燥させた物である。
6.甘味料
a. 砂糖の原料は、サトウキビ(甘藷)やサトウダイコン(甜菜)である。
b. 蜂蜜の甘味成分は、ブドウ糖と果糖である。
c. 車糖とは、上白糖、中白糖、三温糖など、結晶の小さい精製糖である。
d. ソルビトールやキシリトールは、低カロリーの甘味料として利用される。
7.嗜好成分
a. カテキン―渋味―緑茶
b. ナリンギン―苦味―柑橘類
c. ピペリン―辛味―胡椒
d. ホモゲンチジン酸―えぐ味―さといも、たけのこ
8.a. 藻類の主成分は、ガラクタンやアルギン酸などの多糖類で、消化が悪い。
b. 動物性食品は、ビタミンA、B2、Dに富むものが多い。
c. 動物性食品は、たんぱく質や脂質に富むが、炭水化物はほとんど含まれない。
d. 一般に、果実類にはペクチンを含むものが多く、酸や糖とともに加熱するとゼリー化する。
9.穀類とその加工品
a. うるち米のでんぷんは、アミロースが20%、アミロペクチンが80%である。一方、もち米のでんぷんはアミロペクチン100%なのでより粘りが強い。
b. 小麦の主たんぱく質は、グリアジンとグルテニンで、粉にして水を加えてこねると、グルテンが形成される。
c. ビーフンの原料はうるち米で、上新粉の原料もうるち米である。
d. ビールの原料は大麦で、オートミールの原料は燕麦である。
10. a.とうもろこしの主たんぱく質はツェインである。
※米の主たんぱく質はオリゼニンである。
b. そばには、高血圧予防に効果のあるルチンが含まれている。
c. 梅干の赤い色は、紫蘇に含まれるアントシアニンが、梅のクエン酸によってより赤く変化したため生ずる。
d. カロテノイドは、野菜に多く含まれる栄養素で、野菜の赤やオレンジ、緑などの色の成分の総称である。
e. 食品中の水分には、食品成分と結合し微生物に利用されにくい結合水と、水としての性質を示し、微生物に利用される自由水がある。