セリと桜えび

セリと桜えびが手に入ったので、かき揚げを作ってみた。

これは、近所のそば屋特製のつゆで食べよう。
ロラン。またたびをやったら、舌を出してあちこちぺろぺろ。
「またたび、舐めちゃった」

では、第22回です。公衆衛生学は今日までで、次回からは食品学です。

41. a. 日本人の最近のがんの発生は、肺がん、乳がん、大腸がんが増加し、胃がん、子宮がんなどが減少している。
b. 動脈硬化症は、血液中の中性脂肪やコレステロールや喫煙が関係している。
c. 心臓病は肥満型の人に多く、運動不足、精神的過労などが関係している。
d. 高血圧には、食塩の取りすぎ、肥満、アルコールの飲みすぎが関係する。
42. 「健康日本21」
a. 第3次国民健康づくり対策として2000年から実施されており、予防や高度な生活の質の維持など、発病前の対策に重点が置かれている。
b. 保健医療水準の指標となる具体的な数値目標を分野ごとに定めている。
c. 未成年者の喫煙を0%にすることも重点目標の一つである。
d. 栄養・食生活では、レストランにおけるヘルシーメニューの提供にも言及している。
43. 労働衛生
a. 労働基準監督署労働安全衛生法に基づき、事業主に対し、従業員の保健管理などに関する安全衛生管理対策の指導および監督を行う。
b. 労働基準法には労働災害の補償などが規定されている。
c. わが国の労働災害による死傷者は減少している。
d. わが国では昭和22年に労働基準法が制定され、その後、労働安全衛生法および作業環境測定法が制定され、労働衛生の一層の強化が進められている。
44. 職場における安全衛生管理体制
a. 定期健康診断は、疾病や異常の早期発見のために、少なくとも年1回は行わなければならない。
b. 労働時間については、原則として週40時間を法定労働時間としている。
c. 従業員50人以上の事業所では、産業医を選任するよう義務付けられている。
d. 小企業の労働安全衛生対策として、地域産業保健センターがある。
45. 職業病
a. 潜函作業―ケイソン病
b. 冷凍、冷蔵業―凍傷
c. 荷役作業―脊椎・関節障害
d. 陶磁器製造・金属鉱山・石油工業―じん肺症(珪肺)
46. 職業病
a. 打鍵作業―VDT症候群
b. 石綿製品・ビル解体・自動車工場―アスベスト肺(石綿肺)
※石綿肺と珪肺を併せてじん肺と呼ぶ。
c. 振動工具作業―白ろう病
d. ガラス製造業―熱中症
47. 労働安全衛生法に基づく選任
a. 従業員50人以上の企業―産業医、安全管理者、衛生管理者
b. 従業員50人未満の企業―安全衛生推進者もしくは衛生推進者
48. 労働衛生
a. トータルヘルスプロモーションプランによる衛生教育は、すべての労働者が対象である。
※トータルヘルスプロモーションプランとは、職場における心と体の健康づくりのことで、生活状況調査・問診・診察・医学的検査・運動機能測定等の健康測定を行うことにより通常の健康診断では把握のむずかしい運動不足、食生活の実態、ストレスの蓄積等をチェックする。
b. 常時50人以上の労働者を使用する事業所では、安全委員会を月1回以上開催し、労働災害の調査や作業環境測定結果など労働安全について審議することになっている。
c. 労働安全衛生対策の基本は、作業環境管理、作業管理、健康管理の3管理である。
d. 給食室、調理室の照度は、労働安全衛生法施行規則に従い、全体照明を150ルクス以上に保つことが必要である。
49. 学校保健
a. 学校保健の対象には職員も含まれる。
b. 学校保健安全法は、保健管理と安全管理を重点に取り上げている。
c. 小児肥満の割合は横ばい/増加傾向にある。
罹患率の第3位で、男子児童では増加傾向にある。
d. 虫歯は罹患率の高い疾病で、上位を占めている。
50. 学校給食の目標
a. 日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養う。
b. 学校生活を豊かにし、明るい社交性を養う。
c. 食糧の生産、配分、消費について、正しい理解をもたせる。
※エネルギー摂取量の計算方法を身につけることは目標にはなっていない。
d. 食生活の合理化、栄養の改善、健康増進を図る。
e. 給食の実施率は、2009年現在で、小学校99%、中学校82%である。