たまお

ストーブ大好き! たまおです。

第16回です。

1.労働衛生
a. 労働基準法では、労働基準、休憩、休日などについて規定している。
b. 業務上の疾病は、事業主が労働基準監督署長に届け出る。
c. 労働災害の死亡者数の順位は、1位製造業、2位建築業、3位運輸交通業である。
d. 災害の発生は、一日のうち、午前午後とも作業を始めてから3時間目と夏期の暑い時期に多い。
2.労働衛生
a. 労働衛生に関する行政は、厚生労働省労働基準監督署という系列によって運営されている。
b. 労働安全衛生法では、従業員が50人以上の施設の事業主は、産業医を選任することが義務付けられている。
c. 地域産業保健推進センターは、50人未満の中小企業に対して医師等を派遣し、従業員の健康診断を行うために設置されている。
d. 労働基準監督署は、労働安全衛生法に基づき、事業主に対し従業員の健康管理に関する安全衛生管理対策の指導および監督を行う。
3.a. 照度、騒音、振動は作業環境である。
b. 姿勢は作業管理である。
4.労働安全衛生管理
a. 法定の労働時間については原則として上限を1日8時間とする。
b. 労働時間については原則として週40時間を法定の労働時間とする。
c. 休憩は労働時間が8時間以上の場合は、1時間以上必要であるとする。
d. 休日は毎週1回以上、4週を通じて4日以上とする。
5.a. 休憩時間、生理休暇、産前・産後休暇、深夜業は労働基準法が定める。
b. 介護休暇は育児・介護休業法が定める。
6.労働安全衛生法に規定されている「衛生委員会」
a. 常時50人以上の労働者を使用する事業所に設置しなければならない。
b. 委員の半数は労働者の代表である。
c. 産業医が委員になる。
d. 月1回以上開催する。
7.労働安全対策
a. 疲労状況の把握―健康管理
b. 労働時間の把握、作業姿勢―作業管理
c. 分煙対策の策定―作業環境管理
8.職業病
a. 熱中症―溶鉱炉前での作業
b. 頸肩腕症候群―VDT(画面ディスプレイ装置)作業
c. じん肺症―トンネル掘削作業
d. 潜函病―潜水、潜函作業
e. 白ろう病―振動工具
9.職業病
a. 難聴―板金など
b. 白ろう病―キーパンチャー
c. 生殖機能障害―医療従事者、放射線技師
d. 白内障―ガラス工場(熱が発する赤外線が原因となる)
e. 有機溶剤による障害―ドライクリーニング業
10. 菓子製造業務
a. 便から腸管出血性大腸菌(3類感染症)が検出されたら、食品に触れる作業をしてはいけない。
b. 菓子製造業に多い職業病として、頸肩腕症候群、腰痛などがある。
c. 事故発生防止のためには、健康管理、作業管理、作業環境管理を適切に行う必要がある。
d. 手に化膿巣がある場合は、食品に直接触れる作業に従事しない。