ロラン

我が家にはいろいろなペットがいる。今日はロランに登場してもらおう。
「ぬいぐるみのサルと遊ぶロラン」

オス猫、3歳。ときおりタマ、またはターマと呼ばれている。
賢い猫だ。

さて、第12回です。There you go!

1.a. SARS―ウイルス
b. 発疹チフス―リケッチア ⇒ シラミ・ノミ・ダニが媒介
c. ツツガムシ病―リケッチア ⇒ シラミ・ノミ・ダニが媒介
d. パラチフス―細菌
※ウイルス<クラミジア<リケッチア<細菌<真菌<原虫<寄生虫
2.a. AIDS―ウイルス
b. 麻疹(はしか)―ウイルス
c. オウム病―クラミジア
d. カンジダ病―真菌
3.a. 日本脳炎、マラリアは蚊を媒介して感染する感染症である。
b. 感染症の流行には、感染源、感染経路、感受性のうち3つの条件が揃う必要がある。
c. 感染しても症状がなく、体の中に病原体を持っている人を健康保菌者という。
d. ネズミ、ハエ、ゴキブリなどを撲滅することは、感染源対策、感染経路対策のひとつである。
4.a. 百日咳、ジフテリア―経気道感染
b. 腸管出血性大腸菌感染症、赤痢、コレラ―経口感染
c. 破傷風―経皮感染
d. B型肝炎―経胎盤感染
5.a. マラリアや黄熱(いずれも4類感染症)は、人から人への感染はないので、法による入院措置は行われない。
b. 日本においてエボラ出欠熱(1類感染症)は発生していない。
c. O157などの腸管出血性大腸菌保有者は、無症状であっても調理業務に携わってはいけない。
d. コレラや細菌性赤痢(ともに3類感染症)に感染し症状があっても、抗生物質の使用により、法による入院措置は行われない。
※コレラ、細菌性赤痢腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフスなどの3類感染症に罹患した場合、入院は強制されないが就業制限はある。
6.媒介者
a. 黄熱―蚊
b. ポリオ―ハエ
c. ペスト、発疹熱―ノミ
d. 発疹チフス―シラミ
7.消毒
a. クレゾール水は、一般に3%の濃度で使用し、指・手の消毒に適している。
b. 逆性石鹸液(塩化ベンザルコニウム)[オスバン]は、食器類や調理器具の消毒に適しているが、普通の石鹸と混ぜると効力が落ちる。
c. 昇汞(しょうこう)水は毒性が強く、排泄物や金属製品の消毒には適していない。(昇汞=塩化水銀。極めて毒性が強い。かつては殺菌消毒薬として使用された。)
d. 次亜塩素酸ナトリウム[ハイター・ブリーチ]は、井戸水や野菜、果物などの消毒に適し、漂白作用を有する。ただし、ゴマには使ってはならない。
8.予防接種
a. 麻疹の予防接種は増えている。
b 予防接種は人工的に免疫を与える方法であり、乳幼児や高齢者にも実施する。
c. 予防接種実施規則によると、ポリオワクチンは経口投与するワクチンである。
9.a. ペスト・エボラ熱―1類感染症(原則入院)
b. 結核・ジフテリア鳥インフルエンザ(H5N1)―2類感染症(状況に応じて入院)
c. 腸チフス・コレラ・腸管出血性大腸菌感染症―3類感染症
d. 狂犬病―4類感染症
e. インフルエンザ―5類感染症
10. 検疫伝染病とは検疫の対象となる伝染病である。
検疫伝染病:ペスト、マラリア、天然痘、新型インフルエンザ、ラッサ熱、デング熱/デング出血熱、南米出血熱、マールブルグ病
※検疫法は輸入感染症対策を、感染症予防法は常在感染症対策をそれぞれ扱っている。