魚介(第19回) イカ(パート3)

小学生6年生のある日、「このままこんな生活がずっと続くのかなぁ」と思った。マンネリズムを感じていた。一方、中学、高校は短かった。絶対的尺度では小学校の1/2なのだが、感覚的には1/3とも1/4ともいえるような短さで通り過ぎていった。そして現在、時はもっともっと速く過ぎ去っている。
私がまだ20代前半だった頃、40代後半の先輩が「40歳を過ぎると坂道を転げ落ちるように時は過ぎていくぞ」と言っていた。先輩の言葉は嘘じゃなかったと40半ばになった私は思っている。
ある脳学者によると、毎日が刺激の連続である人にとっては時の経過は長く感じられ、毎日がルーチン化している人にとっては短く感じられるという。たしかに、この年になっても、真新しい経験をする場面では時はなかなか過ぎてくれない。一方、見聞きしたことがある事柄や展開が読める事柄を経験する場面では、時は澱みなく過ぎていく。
「一日が速くて」とか「一年が速くて」とボヤいたとしても、それぞれの時間的単位の中ではそれなりに緩急はあるはず。自分にとって新機軸のイベントを上手に生活の中に取り込んで、「気付いたらもう50だよ」なんていわないようにしたいものである。

それでは、イカ(パート4)です。

Squid have tube-like bodies with two fins,/ and a head with <02>ten short tentacles <02>attached./ Two of these tentacles are much longer than the others/ and are lined with small suckers./ The skin of the calamaro (squid) or calamaretto (baby squid) is generally pinkish in hue/ with flashes of white./
(イカの体は2枚のヒレがついたチューブのような形をしています。イカにはまた、10本の短い腕がついた頭もあります。10本のうちの2本の腕(触腕)はとても長く、また小さな吸盤がついています。カラマロ(ヤリイカ)やカラマレット(小ヤリイカ)の皮は一般にピンクがかっていて、白くきらめきます。)
イカの足のことが気になってので調べてみました。10本の足のうち短い8本を「腕」と言い、残りの2本を「触腕」と言うそうです。また、6本の腕と2本の触腕には吸盤がありますが、2本の腕には吸盤がないそうです。(書き手は"two of these[tentacles]"に吸盤があるといっています。)さらに、この吸盤がない2本の腕はイカの生殖器だそうです。in hueで「色合い、色調」です。
これに続くパラグラフでもイカの体について説明しています。ヨーロッパでは、イカというものはよく知られていないのでしょうか。

  1. <02>_<02>は小節です。withを伴って、「(短い触腕が+ついた)状態で)」というコア概念です。