何を食べようか?
チルドを覗いてみる。
ああ、牛の切り落としを買っておいたんだ、脂身の多いところを。
牛丼でいこう。
牛300gにタマネギ中1個。
2ミリ幅で、縦にスライス。
鍋を用意して。
タマネギと牛肉を交互に積み重ねて。
水50cc、酒50cc、塩少々、砂糖小さじ2を入れて。
蓋をして、弱火で蒸し煮。
(使い残したこんにゃくも入れちゃえ。)
ゆっくり熱を入れて、タマネギの水分をしっかり脱水させて。
そんでもって、脂と水分を乳化させて。
頃合いを見計らって、醤油を注して、しばらくグツグツ。
味を確かめる。
いい香り。
自家製牛丼も、結構、いける。
…「バブルヘGO! タイムマシンはドラム式」
いやぁ、楽しく観ちゃった。
ホイチョイプロダクションのお家芸ともいえるバブル映画。
脚本は君塚良一。
阿部寛は「結婚しない男」の頃から、いいなぁ、と思っていて。
薬師丸ひろ子は、年齢を感じさせないし。
僕の就職は88年。
バブルも終わりの頃だったんだね。
当時の再現を、今、見せられると、とても恥ずかしくなってくる。
札束を振り回すようなことはなかったけれど、でも、あの服装、あの髪形、見覚えがある。
テクノカット、やったなぁ。
小さなカバンにものを詰めて歩いたなぁ。
ショットバーに通って、酔ってたなぁ。
まったく、なんてことを。
恥ずかしい。