ふと思い出して...

ふふっと笑ってしまうことがある。

何を思い出しているかというと...。

 

もう、何十年も前。

僕が小学校の高学年だった頃。

「なぞなぞブーム」が、ドドッとやって来て、サッサと去って行った。

 

どんな、なぞなぞだったのか?

「男の子がビルの屋上から飛び降りた。けれど、ケガひとつしなかった。

なぜ?」

 

「非行(飛行)少年だったから」

 

「電線のスズメ」のなぞなぞも、同時代。

 

(余談だけれど、Aさんの発問と解答に、Bさんが愕然として「ぎゃふん」というパタンが、なぞなぞといえばあったなあ。

「しら~」とか「さむい!」というのが、それにとって代わって行ったような気がするけれど。

今どきは、どんな感じなんだろう...。)

 

ブームの頃は、なぞなぞ本もいろいろと出版されていた。

週刊朝日なんか、なぞなぞを特集した増刊号を出版したぐらい。

そんななぞなぞの中には、今でも忘れられないものがいくつか。

それが、ふと僕をふふっと笑わせる。

 

「『饅頭千個踏んじゃった』作者は?」

「ある女性の恋愛を嘆息して書かれた小説は?」

「ハワイで踊る犬を描いたお話は?」

 

つまらない。

本当につまらない。

でも、「ふふっ」と笑ってしまう瞬間、それ相応のドーパミンが出ているとしたら、悪いことではないだろう。

 

これからも、ふと、ふふっと笑うことがあるんだろうな、こんなくだらないなぞなぞを思い出して。

でも、まぁ、いいか。

害はないし。

 

さて、なぞなぞの答。

上から順に、「アンデルセン(餡、出る、千)」「アンナ・カレーニナ(あんな彼になぁ...)」「フラダンスの犬(フランダースの犬)」