今年の春、フィレンツェのトラットリアで、勧められて食べたトマトのパスタ。
シンプルだったけど、おいしかった。
いい感じにとろみがついて、時折、ピリッとして。
塩味もさわやかで。
味付けをクドくしないところがよかった。
今思えば、あれって、アッリオ・オッリオ・ペペロンチーノにトマトの角切りを入れたものだったんだね。
何となく懐かしくなり、パスタに手が伸びた。
あのトロリとした感じを出すには、パスタの量とパスタを湯掻く湯の量のバランスが大事かな?
フライパンにオリーブオイル。
ニンニクを入れ、火を入れ、香りを出して。
次いで唐辛子を入れて、辛味を移して。
ニンニクも唐辛子も焦がさぬように注意して、火を止める。
パスタが茹であがる直前でフライパンを熱し始めて。
茹であがったパスタを、茹で汁を滴らせながらフライパンの中に。
サッサと和えて、乳化させ、トマトを加えてひと振り二振り。
う~ん、こんな感じだったかな。
まぁ、おいしいから良しとしよう。