テレビのスイッチを入れると、タリアテッレ・アッラ・ボロニェーゼを作るイタリア人おばさんの姿が...。
「小麦粉100gに対して、卵1個よ」
なんて言いながら、作り始めた。
見終えて思ったことは、「久しぶりに作るか」。
流しのステンレスをキュッキュッと洗って、消毒して。
粉を200gを泉状にして、卵2個を割り入れて、フォークで崩しながら混ぜていく。
適当なところで丸めて、伸して。
ラップに包んで、暫し、休ませる。
その間に、ラグー作り。
タマネギ、セロリ、パセリ、トマト、ニンニク、牛肉。
肉を色よく炒め、タマネギ等を入れて炒め、トマトを入れて、下味の塩を入れて。
(チキンのブロードも、少し注しておこう。)
グツグツ煮て、パチプシュと跳ね始めたら、要注意。
ここからの煮詰め加減が、仕上げを決めちゃう。
ここ、というところで最後の味付け。
いい感じに仕上がったら、火を止め、休ませる。
生地を麺棒で延ばして、タリアテッレの薄さに延ばし、クルクル丸めて、タリアテッレの幅に切る。
それぞれの麺を、指先でクルクルと丸めて、休ませる。
塩を加えた湯の中に入れて、3分ぐらい。
湯から取り出したパスタを、再加熱したラグーに落として絡めて。
Eccola!
牛肉の旨みとトマトの酸味・甘味が濃縮されたソース。
薄らと塩味の付いたパスタ。
チーズの塩味と香り。
もう、それらだけで、作り手のウマヘタ関係なく、おいしくできてしまう。