トースト

朝食は、パンかごはんか?

僕は、パンかなぁ。

 

チーズを切ったり、ソーセージを温めたり、ハムを炒めたり、半熟目玉焼きを焼いたり。

それぞれを「よいタイミング」でテーブルの上に載せる。

だから、それぞれを、別々に食べればいいのに。

僕は、最後の一品を出すまで待って、ついつい、トーストの上でひとつにしてしまう。

(ま、残り物を一気に消化しているとも言えるが...。)

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バターなりマーガリンなりを使って。

トーストに載せる素材には、各々、味がついているのだから、そのまま食べればいいのに...。

ケチャップやマヨネーズに手が伸びちゃう。

「液体」が掛かっているだけで、僕の中では、おいしさのボルテージが上がる。

 

...載せられるものをすべて載せて。

さあ、この瞬間がやってきた。

トーストを二つ折りにして、かぶりつく。

ああ、お口の中に広がるハーモニー。

幸せ。