牛肉のビール煮 フランドル風

台風も過ぎ去り、生温かい風だけが残る。

明日は晴れ。

暑くなるんだろうな。

 

とはいえ、私の住んでる辺りは、大抵、盆を過ぎるととたんに秋の気配。

気の早い秋の虫たちは、リンリン、ギコギコ、ジージーと鳴き始める。

今も、虫たちは、窓の外でやりたい放題。

でも、不思議にシンフォニック。

 

...さて、ビール煮。

牛の頬肉を使うっていうのに魅力を感じる。

仕上がりは、どんな食感・味がするのだろう?

 

調理のプロセスは、ブフ・ブルギニョンを作るのと大きな違いはないんだろう。

ただ、赤ワインの代わりに黒ビールを入れて。

講師の話では、フランドルという土地柄、ワインはダメらしい。

 

煮込みは2時間弱、仕上がり近くでヌイユ(麺)を茹でて...。

f:id:cookingenglish0508:20140805150624j:plain

今回、使ったビールはギネス。

アルコールは、もちろん、飛んでるけど、苦さは残るね。

日本の黒ビールを使ったら、どんな感じだろう。

 

肉は、噛み応えがあって、いいね。

毎日動かす部分だから、キュッと締っていたんだろうね。

煮込んで柔らかくしているけれど、元の状態は感じられる。

 

大人は、唸るだろうな。