台風も過ぎ去り、生温かい風だけが残る。
明日は晴れ。
暑くなるんだろうな。
とはいえ、私の住んでる辺りは、大抵、盆を過ぎるととたんに秋の気配。
気の早い秋の虫たちは、リンリン、ギコギコ、ジージーと鳴き始める。
今も、虫たちは、窓の外でやりたい放題。
でも、不思議にシンフォニック。
...さて、ビール煮。
牛の頬肉を使うっていうのに魅力を感じる。
仕上がりは、どんな食感・味がするのだろう?
調理のプロセスは、ブフ・ブルギニョンを作るのと大きな違いはないんだろう。
ただ、赤ワインの代わりに黒ビールを入れて。
講師の話では、フランドルという土地柄、ワインはダメらしい。
煮込みは2時間弱、仕上がり近くでヌイユ(麺)を茹でて...。
今回、使ったビールはギネス。
アルコールは、もちろん、飛んでるけど、苦さは残るね。
日本の黒ビールを使ったら、どんな感じだろう。
肉は、噛み応えがあって、いいね。
毎日動かす部分だから、キュッと締っていたんだろうね。
煮込んで柔らかくしているけれど、元の状態は感じられる。
大人は、唸るだろうな。