ついつい、最後まで観てしまった。
観ていない人には「なんのこっちゃ?!」の話だけれど、お許しを。
放送開始当初の評に、「毎回、復讐を繰り返していくだけでは、面白みに欠けるのでは」というものがあった。
確かに、怪しい人物を一人ずつ潰して最後に真犯人に至る、なんて話は、今どき、面白くない。
でも、事件の中心人物に、辿り着けそうで辿り着けない構成とすることで、話を複雑に。
最後の3~4回は、結構、やきもきさせてくれた。
上野樹里。
「のだめカンタービレ」で、先輩相手に時折キレていた。
一見、穏やかだけれど、うつ傾向もあり、怒ると怖い感じ。
あの「怒りの野田恵」が、うまいこと今回の役に移行したように思えた。
NHKの大河では残念なことをしたけど。
結構、サイコな役で新境地を拓くことができるかもしれない。
こころの片隅で、彼女の次回作が楽しみ。