小さかった頃、近所の食料品店にいくと、こんなカレーが幅を利かせていた。
あとは、そうだな、外国人の男の子がイメージで入ったもの。
ゴールデンカレー、バーモントカレー。
時は流れて。
カレーのルーは、今や、高級志向。
味わいはシチューの延長線上。
とてもアルマイトの鍋で作るようなことはできない。
恐れ多くて、できない。
気軽に野菜を刻んで、炒めて。
使う肉は、切り落としで十分。
お湯を加えて暫く煮たら、ルーを加えて、できあがり。
あとは、せいぜい、S&Bのカレー粉をパラパラと振り入れて。
どこか水っぽくて、緩いカレー。
そんなB級感が郷愁を誘う。
そして、思い出。