蒸しタコが見切りで並んでいる。
つい先日も作ったけれど、おいしかったから、また作ろう。
コンニャクとタケノコ、竹輪。
この三つは欠かせない。
炊き込む前に、予め鍋で味を含ませて。
あとは、ご飯を炊き上げるのに必要な煮汁と水の加減で、塩を加えて。
この塩。
多すぎてもいただけないが、少ないのも困ったもの。
このさじ加減が、仕上がりを決めちゃうから、要注意。
ご飯におかずが入っているから、サイドには漬物とお茶があれば食事は成立。
炊飯器から立ち上る蒸気。
出汁と醤油の香りが混じって。
炊きあがって、ピーピーピーと音が流れる。
炊飯器の蓋を開けて、適当な湿りを帯びながらパラリと仕上がっていたら、それはそれは嬉しくて仕方ない。