食パンにマーガリンとジャムを塗って、売り物にしていた時代があった。
そんな時代が少し進むと、バタークリームやコーヒークリームを塗る時代がくる。
牛乳パンは、まさにそんな時代の産物。
牛乳パンのパッケージといえば、学帽を被った男の子と三つ編みの女の子。
そして、乳牛。
白の不透明の袋に入って。
いつの頃からか、パンもオシャレになって。
駄菓子寄りのパンは、押され気味。
残念ながら。
懐かしいパンと言えば、揚げパン。
揚げたアンパンにグラニュー糖をしっかりと塗して。
齧ると、ブニュ~と縮んで。
冷えた牛乳とのコンビネーションが最高。
あとは、そうだな、ウェハースパン。
クリームを挟んだパンの両面に、緑やピンクのウェハースを貼りつけたもの。
そのフォルムは三角柱。
噛み切ると、ウェハースが硬口蓋に貼りつく。
まるで、焼き海苔のように。