時間のかかる料理のひとつだなぁ。
でも、その見返りは大きい。
だから、厭うことなく作ってしまう。
もち米を水に浸して、数時間。
その間に、熱湯でふやかした栗の鬼皮を剥く。
次は、渋皮...集中力が必要だ。
そんでもって、コトコトと、甘く、ホクッと煮て。
しばらく、おこわのことは忘れて。
数時間後に、突然、思い出して。
蒸し器に入れて、蒸し揚げる。
飯台に、おこわを転がし入れる。
モワッと立ち上る蒸気と熱風。
栗を混ぜ込んで、出来上がり。
さぁ、黒ゴマをたっぷりとかけて食べよう。
漬物と、そうだな、とろろ昆布のお吸い物がいいな。