マクロビ日記(29)

Macrobiotician は Vegan か。

 

講義でも取り上げられた話題。

近い関係にはあるが、違う、というのが結論。

 

Macrobiotician は、穀物と野菜しか食べないような印象がある。

しかし「健康なら、何を食べてもいい」と教えられる。

 

もちろん、健康状態が優れないときは、穀物と野菜で体調を回復させる。

そして、過食・偏食は厳禁。バランスよく食べる。

 

講義では、主食6割、主菜・副菜4割、と教えられる。

また、主菜・副菜中の、野菜と肉類の比率は、2:1とされる。

これは、人間の歯が、臼歯(穀物をすり潰す歯)20本、前歯(野菜をかみ切る歯)8本、犬歯(肉をかみ切る歯)4本で構成されていることを、その根拠としている。

 

バランスよく食べる。

何を食べるべきかは、チャートで示されることが多いが、なかなかピンとこない。

中途半端に具体化するものだから、応用が利かなくなる。

感覚的に分からないものは、続かない。

 

海のものと陸のもの。

(たとえば、マグロと山芋。)

地下のものと地上のもの。

(たとえば、大根とネギ。)

締めるものと緩めるもの。

(たとえば、塩と酢。)

 

調理に際して素材を取りそろえる時に、ある一極に偏らないように心掛けることも、バランス感覚か。