今回で、第4クールを終える。
本クールは月1回の実施だったから、ほぼ1年を費やした。
長かったなぁ。
さて、メニューは?
(1)卯の花 ハト麦ごはん(2)トマトと小豆の味噌汁(3)茄子の柳川(4)茗荷寿司(5)蛇腹きゅうりの酢漬け(6)黒蜜寒天
やはり、校長先生のメニューは、いいな。
1回分の食事として完成している。
食べていて、「なぜここに、この一品があるのか?」といった違和感がない。
トータリティーの問題。
卯の花ごはんは、ご飯をパラリとさせた方がいいかな。
今回は、少しべたついていた。
トマトの味噌汁には「トマト感」がない。
味噌がトマトの酸味を上手に隠したか。
(だったら、トマトを入れる必要はない?)
茄子の柳川は、いい。
ごぼうが与える味の深みに、茄子のトロミが相まって、いいんだな、これが。
茗荷寿司は、すし飯がポイント。
今回は、ご飯のべたつきが気になった。
寒天は、校長の手作り。
別のクラスの生徒が提供した天草を、何度も何度も洗って、お作りになったとのこと。
...ちょいと驚いたのは。
西の方で「心太」というと、黒蜜をかけて食べる傾向があるということを、参加者の一人から聞いたこと。
彼女は、京都から来ていた。
「え、酢醤油にごま、青海苔じゃないの?」
という、疑問に対して、そういう食べ方もするけど、なんとなく黒蜜に傾く、と彼女は回答した。
そうなんだ...。