小説家になれぬ理由

つらい時も楽しい時も、空想の世界に遊ぶ人たちがいる。

小説家とは、そんな人たちなのだろう。

 

フィクション、ファンタジーに身を投じても、即座に現実に引き戻されるようじゃ、ダメ。

遊びが、時間の無駄遣いだとか罪悪だとか感じられるようじゃダメ。

 

そのうち、夢見心地なものは思考から排除されていく。

 

それが、小説家になれぬ理由。

それは、つまらぬ人生なのだろうか。