昔の映画

は、安心して観られるからいいよね。


最近の映画は、妙にリアルさを意識していて。
特に、心理描写に凝るのは止めて欲しい。
往々にして、過剰な演出となって、くどさを感じさせるから。
役者の動作と台詞回しに任せて、あとは、観るものに委ねてほしい。


あと、話せば2〜3分で済むような話を、2時間に延ばすのは止めてほしい。
結局、つまらないエピソードをいくつも挟み込んで、冗長になる。
観終わった後、「一体、なんだったんだ」という虚無感に包まれる。


昔の映画のように、川の流れよろしく、最初から最後まで、わかりやすく流れていく映画がいい。
もちろん、どんでん返しとか、いい意味での、鑑賞者への裏切りは歓迎する。


やはり、観終わった後に、納得できないとね。
そして、空想や想像の楽しさを残してくれないとね。


...面白い映画を見終えた後は、香り高いコーヒー。
それと、心をほぐしてくれる甘いもの。

大切なこと。