ぶらりローマ(10) これをカンツォーネと呼ぶのか篇

さぁて、デプレティス通りの長い1直線道路を歩いて行こう。


おっ、また、花だ。


サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に突き当たったら、左に折れてまっすぐ。
しばらく歩くとテルミニ駅が見えてくる。
ホテルはすぐそこ。


...17:00に目覚める。
約束の19:20まで、まだあるな。
本屋によって、それから集合場所に行こう。


バーゲン本を手に取る。
このパスタの本、面白そうだな。
日本円で900円か。
いいじゃん。


...集合場所。
すでに二人来ている。
この人たちと一緒か。


出発時刻。
アテンダントの日本人とともに車に乗る。
目的地は、ここから15分ほどのところとのこと。


車の中で自己紹介。
先の二人は、中国人の母娘。
母親は横浜在住、娘は香港の証券会社に勤めているという。
娘が、ネットを使って、今回のローマ旅行をアレンジしたという。
母親とは日本語で、娘とは英語でコミュニケーションを図る。


...会場に到着。
おお、広いな。
中に進む。
おお、日本人ばかり。


なんだ、このがなり声は?
まさか、これをカンツォーネと呼ぶのか。
ぜんぜん、心に響いてこない。


ワインは飲み放題、だって。


最初の食事。


次の食事。


まぁ、これら2種で、€25〜30といったところか。


あれれ、歌手が日本人観光客からチップをもらいながら歩いている。
みんな、結構渡すものだな。


チップをもらうだけでなく、自分たちの自主製作のCDまで売り歩いてるぜ。
逞しい男女だ。


結局、観光客相手のショーなんだね。


写真を撮ってくれるというので、撮ってもらった。


チップ?
CD?
もちろん、チップは渡さないし、CDも買わない。
私は、それほど「陽気な」日本人ではない。


...帰りはホテルの前まで送迎してくれた。
さぁ、「こんなもんだろう」と思いながら眠ろう。
明日は、帰国だ。