ぶらりローマ(7) 市場へ行こう篇(2)

市場は賑(にぎわ)う。


ああ、混雑する前に昼食を済ませよう。


何軒か、trattoriaの様子を窺(うかが)う。
すると、そのうちの1軒で、若いローマ人男性が声をかけてくる。
イケメンで、とても感じがいい。
ここにしよう。


まずは、ワイン。
発泡性の、ハウスものをもらう。

う〜ん、うまい。


たべものは、そうだね。
まずは、海鮮もののパスタをもらおうか。

おいしい、としか言いようがない。


contornoは、アーチーチョークをもらおう。

うん、オイルまでおいしい。
残ったオイルは、パスタにかけて、と。


会計を済ませ、出発。


アーティーチョーク。

セロリ...だよね。それとも?


...エマヌエーレ2世通りに戻り、アレア・サクラへ。
ここには、野良猫のシェルターがあると聞いた。
行ってみよう。


ここか。


愛想のいい猫がお出迎え。




シェルターの中には・檻で仕切られた広いスペースがあり、ネコが何匹かゆったりとしている。
ボランティア・リーダーと思しきおばさんによると、この檻のネコたちは、目や耳が不自由で、もう、屋外では暮らせないとのこと。
檻の中に入れてもらい、ネコたちの様子を見た。
ボランティアたちの愛情を受けて、健やかに生活している様子が見て取れた。


ここには、ショップがある。
売られている商品の価格は若干高めに設定されている。
価格の何割かは、シェルターの維持費、ネコたちの餌代に回されるようだ。


...ネコたちに別れを告げ、ホテルに戻る。


途中、ホテル近くのUPIM(スーパーマーケット)で、ちょっと買い物。


さて、夕食まで午睡。
イタリアの映画専門チャンネルをつけて、と。

...時計を見ると、すでに19:00近く。
出かけよう。
そうだね、ホテルのスタッフがどんなところを勧めるか訊いてみよう。

ホテルのフロントデスク。


Excuse me, is there a good trattoria around here?
  Yes, there's one in the street behind this hotel.
What is the name of it?
  Cecio, that is.
OK. Thank you. See you.


ホテルの裏手の通りで...ああ、ここか。
結構、人が入ってるね。


耳を澄ますと、英語ばかり。
ひょっとして、ここって、外国人向け料理店?
値段も、この界隈にしては少し高めか。


ワイン、プリモ、セコンドをお願いする。


...いやいや、なかなか来ないな。
15分は待ってるだろうか。


ボンゴレ。

うっ、塩辛い。
しょっぱすぎるよ。


牛テールのトマト煮。

うん、これはいいかな。
肉の柔らかさもgood。


コーヒーとデザートもお願いしようかと思ったけれど、止めておこう。
この店は、もう飽きた。


お値段、€40!!
全体として評価は低い。
僕としては、2 on the scale of 5 かな。


さぁ、帰ろう。
明日も早い。