汚れなき悪戯

を、WOWOWで観た。
懐かしい。
1955年、スペイン映画。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9A%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%82%AA%E6%88%AF


マルセリーノを祝うお祭りの日、フランシスコ会の一人の神父が病気の少女を見舞う。
彼は、少女とその両親に、マルセリーノ祭のいわれを話すという。
しかし、両親は顔を曇らせる。
それもそのはず、マルセリーノの生涯は、とても短いものだった。


その昔、幼児のマルセリーノは、神に召されてこの世を去る。
捨て子だったマルセリーノの願い、母に会いたいという願いを聞き入れ、キリストはマルセリーノを天に連れて行く。


このストーリーをどうとらえるか?
今と比べれば、子供が幼くして死亡するケースは多かったはず。
我が子を失い、悲しみの縁に立つ父母は、何を願っただろう


天国で安らかに生きてくれたら。


人の世は、此岸にのみあるのではない。
彼岸において、現世に果たせなかった夢を果たして欲しい。


宗教の救いは、第二の人生を与えてくれるところにあるのかもしれない。