FFCC 第6回

今日は羊と鹿。
羊は春だけど、鹿は秋・冬。
(子羊のペルシヤードはフレンチのお約束だから、レッスンに入れたとのこと。)


鹿のジュを煮詰める。
そこに、赤ワインを加えた仔牛のフォンを馴染ませ煮詰める。
そして、赤スグリのコンフィチュールを加えて、ソースにする。


さて、シカ肉はロゼに焼いて、と。


ガルニチュールになるリンゴ、カリン、ビーツのピュレは、学校スタッフによって準備済み。
皿に盛りつけ、クレソンをさりげなく添える。


うーん、赤身の肉って甘系のソース、合うよね。


...帰りの新幹線。
久しぶりに「峠の釜めし」を買う。
益子焼の釜。
懐かしい...。


香の物。
今じゃプラスティックの容器に入って。
昔は紙の箱。
ごぼうの味噌漬け。
深いオレンジ色だったのに、今じゃ浅い黄色。
着色料にも気を使ってるのね。


ご飯の味付けも塩甘になったな。
横川で牽引車を付けていた時代とは、もはや違う。
5分の停車時間中に、列車の外に出て、釜めしとプラ容器に入った緑茶を買っていた時代とは、もう違う。


ちょっとセンチメンタルになって。
甘くやるせない気持ちになってくる。


ごちそうさま。
気づけば、軽井沢。