イタい話

日本人の食卓は面白い。
客観的に見れば、トータル性がないよね。


たとえば、こんな料理をメインに持ってきて、

こういったものが副菜で上がってくる。


欧米人が見たら、摩訶不思議。


・・・大学の卒業写真。
ゼミ単位での集合写真。
十数人が、ワーワー言いながら中庭に集まった。
押し合いへし合いしながら形を決めて撮った写真。
何で私が真ん中に?
何で教授が右隅に?
フツー、生徒が端で先生が中央でしょ。


この写真を見るたび、心が痛む。
イタい。
義則先生、ごめんなさい。


それにしても、ゼミ友も、カメラマンも一言くれてもよかっただろうに...。
一生にたった一枚の写真なのに。


ところで、みんな元気にしてるかな。
でも、再会しないのも幸いかもしれない。
輝いていたころの僕らのままで、そっと、そこに、そのままで。


「いつかまた、君とも、どこかで会えるね
流されていても、いつでも忘れていないから」