まいにち外国語

ドイツ語、フランス語をかじった人であれば思うと思うのだが、感覚的に「英語の生みの親はドイツ語で、育ての親はフランス語」。
英語は、単語レベルではドイツ語的だが、構文レベルではフランス語的だと、最近感じている。

まぁ、長らく学んできた英語に比べたら、独仏語、どちらも厄介なのはいうまでもないが、ドイツ語の性と格には泣きが入る。


それでは46回です。

11. ビタミン
a. 水溶性と脂溶性に大別される。
b. ごく微量で体内の代謝過程を円滑にする役割をしている。
c. その多くは、体内では合成されない。
d. A、B群(8種)、C、D、E、Kの13種類を必須ビタミンと呼ぶ。
※ビタミンBとCは水様性ビタミンである。
e. 脂溶性ビタミンを過剰に摂取すると、過剰症が現れることがある。
12. ビタミン様物質
a. フラボノイド
b. リコピン
c. リポ酸
d. コエンザイムQ
e. ポリフェノール
13. ビタミン
a. ビタミンA―夜盲症、角膜乾燥症―レバー、緑黄色野菜
b. ビタミンB1―脚気、多発性神経炎―豚肉、玄米
c. ビタミンC―壊血病、皮下出血―果実類、野菜類
d. ビタミンD―くる病、骨軟化症―魚介類、キノコ類
14. 無機質
a. 体内のカルシウムの約99%は骨と歯に含まれる。
b. ヨウ素は、甲状腺ホルモンのチロキシンの構成成分である。
c. カリウムは、細胞内液にあって、浸透圧の維持や筋肉の収縮に関与している。
d. 体内の無機質の大部分は、骨、歯などの硬組織に存在する。
15. 無機質
a. 鉄―ヘモグロビンの構成成分で、酸素を運搬する。
b. リン―ATPの構成成分となり、エネルギーを蓄える。
※アデノシン三リン酸(Adenosine Triphosphate)は、筋肉の収縮など生命活動で利用されるエネルギーの貯蔵、利用にかかわる。「生体のエネルギー通貨」と呼ばれる。
c. ナトリウム―体液の浸透圧やpHの調整をする。
d. 亜鉛―欠乏すると味覚障害が起こる。
16. 無機質
a. カルシウム―牛乳、小魚類―欠乏すると骨や歯が弱くなる。
b. ヨウ素―海藻類、魚介類―欠乏すると甲状腺が肥大する。
c. 鉄―レバー、貝類―欠乏すると貧血になる。
d. マグネシウム―種実類、豆類―欠乏すると虚血性心疾患になる。
17. 水分
a. 成人体重の50%〜60%を占め、身体を構成する重要な成分である。
b. 不感蒸泄とは、汗や呼吸により失われる水分で、成人では約900ml/日である。
c. 体内水分のバランスは、口渇感による水分摂取と腎臓の調節により保たれている。
d. 体重の20%を一度に失うと、死に至る。
※体重の10%を失うと、意識朦朧となり健康を保てない。
18. ホルモン
a. インスリン―血糖値を下げる―膵臓(ランゲルハンス島β細胞)
b. グルカゴン―血糖値を上げる―膵臓(ランゲルハンス島α細胞)
c. チロキシン―基礎代謝を高める―甲状腺
d. 成長ホルモン―たんぱく質の合成・蓄積を促す―脳下垂体前葉
19. 消化
a. 唾液にはデンプンを消化する酵素が入っている。
b. 乳幼児の胃液にはレンニンが分泌され、カゼインなどのたんぱく質を分解している。
c. 肝臓で作られる短銃は、脂肪を乳化する消化酵素である。
d. たんぱく質は胃液のペプシンにより消化を受ける。
e. たんぱく質は膵液のトリプシンにより消化を受ける。
20. 消化
a. 膵液に含まれるリパーゼは、ステアプシンとも呼ばれ、脂肪を分解する酵素である。
b. 脂質は、脂肪酸の大きさで消化や吸収の方法が異なり、リンパ管や門脈から吸収される。
c. デンプンは麦芽糖に分解され、さらにブドウ糖に分解されて吸収される。
麦芽糖(マルトース maltose)は、ブドウ糖ブドウ糖の二量体である。
d. ジペプチド、トリペプチドは、小腸の微絨毛膜に存在するペプチターゼによりアミノ酸に分解される。
※ペプチド(peptide): 2個以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物。アミノ酸の数によって、2個ならジペプチド、3個ならトリペプチドといい、2〜10個程度の少数ならオリゴペプチド、10〜100個と多数ならポリペプチドという。
※プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)、ペプチターゼ(デンプン分解酵素)はタンパク質の消化を助け、リパーゼは脂質の消化を助ける。また、セルラーゼはデンプンや糖分の消化を助ける。