体の防腐剤

昨日、ラジオを聴いていた。
仏経画を描く人の講演だったのだが、なぜか病気について言及。その中で、「医者は、健康のためには砂糖は控えましょう、塩は控えましょうという。そういわれたほうは、摂るのを避けるようになる。でも、砂糖も塩も防腐剤なんですよね」
何を防腐するかといえば、それは人体なのだが、面白いこというなぁ。確かに医者は「適量」と断りながらも、砂糖も塩も寿命を縮めるもののようにいう。でも、摂らなければ摂らないで困るし、また、体には必要なんだ。

では、第40回です。

1.a. アマニタトキシン、ムスカリン、ファロトキシンはキノコ中毒
b. シガトキシンシガテラ中毒
2.a. ドクゼリ―チクトキシン
b. 五色豆―リナマリン(青酸配合体)
c. アブラソコムツ・バラムツ―ワックス
d. シガテラ中毒―シガトキシンマイトトキシン
e. イシナギ中毒―過剰のビタミンA
3.化学性食中毒の原因物質と食中毒事件
a. カドミウムイタイイタイ病
b. PCBダイオキシン―カネミ油症
c. ヒ素―森永粉ミルク事件
ヒスタミン―アレルギー様食中毒、DDT―肝腫瘍、肺腫瘍、リンパ腫
d. 有機水銀水俣病
4.a. 野菜から回虫に感染する。
b. イカからアニサキスに感染する。
c. クマ肉か旋毛虫(トリヒナ)に感染する。
d. 牛肉から無鉤条虫に感染する。
e. 豚肉から有鉤条虫に感染する。
5.a. カニから肺吸虫に感染する。
b. マムシ、スッポンからマンソン裂頭条虫に感染する。
c. 雷魚、ドジョウから顎口虫に感染する。
6.a. 旋毛線虫(スピルリナ)―ホタルイカ
b. トキソプラズマ―豚肉、羊肉
c. 横川吸虫―アユ、シラウオ
d. クリプトスポリジウム―飲料水(上水)
7.食品添加物
a. 厚生労働大臣が、薬事・食品衛生審議会や食品安全委員会の意見を聞いて指定する。
b. 成分規格・保存基準、使用基準は、薬事・食品衛生審議会や食品安全委員会の意見を聞いて厚生労働大臣が定める。
c. 食品に含まれる添加物は、栄養強化の目的で使用したもの、加工助剤およびキャリーオーバーのものを除き、すべてその添加物を含む旨の表示をする。
※アレルギー特定原材料は表示する。
d. 保存、着色、甘味の用途で使用したときは、用途名と物質名を併記する。
※着香料、殺菌料は平気不要。
8.保存料と対象食品
a. ソルビン酸―魚介乾燥品、魚肉練り製品、餡類など
b. 安息香酸―キャビア、果実ペースト、果汁、マーガリン、清涼飲料水、シロップ、しょうゆに限る。
c. デヒドロ酢酸ナトリウム―チーズ、バター、マーガリンに限る。
d. プロピオン酸―チーズ、パン、洋菓子に限る。
9.食品添加物の種類と用途
a. クエン酸―pH調整剤
b. ステアロイル乳酸カルシウム―乳化剤
c. 次亜塩素酸ナトリウム―殺菌料
d. 亜硝酸ナトリウム―発色剤
10. a. エリソルビン酸、dl-α-トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)は酸化防止剤である。
b. プロピレングリコールは品質保持剤である。